岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

「星座かまくら歌会」2016年9月

2016年09月18日 | 「星座の会」「星座α」
 「星座かまくら歌会」2016年9月 9月9日   於)鎌倉生涯学習センター


 「星座かまくら歌会」は鎌倉駅前の貸会議室で行われる。鎌倉は僕には遠い存在だった。小学校の遠足が鎌倉だった。しかし何回か通ってみると自宅から都心へ出るのとそう違いない。横浜駅から横須賀線一本で行ける。


 尾崎左永子主筆のアドバイスが直接聞けるのがなによりだ。東京や静岡から通う熱心な会員もいる。この日も14人の精鋭が集まった。


 僕は「星座」の選者だから積極的に発言した。活発に意見が出る歌会は有意義だ。


 論点は、自分の感じたことを自分で捉えて、情景が伝わるか、言い過ぎていないか、逆に言い足りないところはないか、助詞ひとつで作品が生きも死にもする、事柄にのみ囚われないように、感動とは何かを心に温める、素材になるものならぬものを考える、一首の独立性は大事だが、歌集や連作の場合は数首を塊としてとらえるのも必要だ、素直に言い切ったほうがよさが出る場合が多い。細かすぎないか。様々なアドバイスを受けた。


 またこの歌会の後には懇親会がある。僕の出詠した作品は評判が良かったが状況を説明してさらに幅のある表現にする可能性を教えられた。


 また川島喜代詩の歌集を読むように言われた。この歌人は佐藤佐太郎の弟子で、尾崎主筆の兄弟子にあたる。作品の良さがなかなか理解できなかったが、短歌を始めて10年経った頃から良さがわかるようになった。『星雲』『消息』弟子が編んだ遺歌集とあるので読み返したい。また佐藤佐太郎が晩年の最後の自選歌集『星宿』も読み直すよう勧められた。



 この歌会に出るようになって、鎌倉がすっかり僕の地元の様になってしまった。
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