岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

霧が丘短歌会2017年8月

2017年09月15日 | 霧が丘短歌会
 霧が丘短歌会 2017年8月講座 8月28日 於)団地集会所


 ここに参加する会員の作品がさらに上達してきた。表現したい抒情の質、テーマが明確になってきたのは、前回までの特徴だったが、今回はさらに進展があった。上の句と下の句の分離がなくなったのだ。佐藤佐太郎は「短歌は一首通ったものでなければならない。それは一本の延べ板のようなものだ。」という。僕はこれを「そうでなければ言葉を並べたものになり、俳句のロングバージョンになってしまう」と理解している。


 上の句と下の句が分離した作品は作りやすい。分離しないものを作るのは難しい。焦点を一つに絞り、叙述にならないようにしなければならない。


 それを会員が意識できるようになった。これは大きい。今回から一人三首を出詠した。三首のうち二首はかなり出来の良いものになった。


 この夏の暑さだ。歌会が休みになる場合も多い。暑ければ作品も作りにくい。この8月に途切れなく作品を出せたのは大きな進歩だろう。言葉の選択に工夫の余地があるものは多い。だからこそ講座が生きてくる。作品を褒められるために歌会にでるようでは進歩はのぞめない。



 最後に佐藤佐太郎の短歌を紹介した。戦後短歌を牽引した、宮柊二、木俣修、窪田章一郎、近藤芳美、佐藤佐太郎の紹介が終わった。それに続く、前衛短歌の岡井隆、寺山修司、塚本邦雄の紹介も終わった。更に順次現代の秀歌を紹介していきたい。


 引き続き会員を募集する。短歌会は毎月第四月曜日、10:00から12:00まで。受講料一回2000円。会場,霧が丘グリーンタウン第一住宅集会所。バス停「霧が丘公演下車」。連絡先
045-922-5542(岩田自宅)


 9月は25日10:00から。
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