あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

西藏へ 2 ー 青藏鉄道②

2017-10-10 | 旅行
これが寝台車、一等席のお部屋。
二段ベットが2つ、思ったより狭いな〜

これは通路。電光掲示板には

"祝你旅途愉快" 、楽しい旅を〜てか。

乗車してまもなく、
例のかわゆい車掌さんが検札にきます。やっぱり ニコリともしない。

窓からは
青海湖がみえます。
この景色をうっとり眺めていたのが、
上海から来られた ご夫婦。
お二人はかなりの旅好きで毎年長期休暇を利用し、イギリス、南米、日本…とあちこち行かれてて。
特に日本は大好きで、軽井沢や湯布院など九州の温泉まで訪れていて、日本に関する知識も豊富、ボクもまっ青!だったよ。
(北陽の)虻ちゃんをハイソにした感じの奥さんが殆ど1人で話しておられて、半分くらい聴きとれたかな?

お喋りしているうちに
気がついたら夕飯時に。
おいしいと評判の食堂車に行ってみましょうかね。

6時すぎ、結構賑わってるな〜

さいわい 隅っこの席が空いてました。

おじちゃんセレクトのメニューは・・・
回鍋肉、野菜炒め(キャベツ、きくらげ)、卵&トマトのスープ。そして
ぼそぼその ご飯が山盛りだ〜
まあそれほど感動する味でもなく、
町の食堂みたいな感じでした。

部屋に戻ると、ご夫妻はカップ麺をたぺおわってました。
旅慣れたお二人さん、ボクらより先に食堂車を偵察に行っていたので、
「あの程度なら今宵はカップ麺でいいっか?」と判断されたのかも (^_-)。

仕切りのカーテンもない相部屋なので
着替えもしにくいし…
(洗面はお湯も出ないので不便、、)

このまま 寝るとするか。
ここは二段ベットの上。
ボクはトイレが近いので やっぱ 下に寝させてもらうことに。
夜の8時半ころの通路。このおっちゃん でかいね、じゃま〜
みんな携帯であそんでるみたい。

夜9時前、列車が 格尔木という駅で停車します。たしかここは青海省のなかで西寧に次ぐ第2の都市のはず。
その割にはひっそりしてますな。

列車はゆっくり高度を上げ、
真夜中には標高5000m超を通過。

ボクがトイレに起きたのは夜中の2時だったか、3時だったか。
頭がカーッとのぼせて熱くなり、
少し吐き気もして、ああ やっぱりきたか〜(高山病)って感じで
しばらく外の通路に座ってぐったり。
ほどなくベッドに戻って寝ました。

じつは事前に日本の内科で処方してもらった(登山家も愛用する薬)ダイアモックスと 頭痛を抑えるロキソニンを飲んでいたから だいぶマシなはず。
ひどいと点滴するか、or 即刻標高の低い場所へ移動するしかないからね。

さいわい ひどくならずに
朝を迎えました。
那曲 ...あとで調べたら西藏自治区の都市でした。ここはもう西藏なんだね〜

(つづく)















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