UGUG・GGIのかしこばか日記 

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ヒロシマ・モナムール:追悼 エマニュエル・リヴァ・・・

2017-01-30 00:46:55 | 日記

昨日、フランスの女優、エマニュエル・リヴァさんが死去したことが新聞やネットで小さく報じられていました。

以下は読売(デジタル版)の記事です

《仏ル・モンド紙などによると27日、仏女優のエマニュエル・リヴァさんが、がんのため死去した。89歳だった。1927年仏北東部ボージュ県生まれ。被爆地の広島を舞台にした59年公開の日仏合作映画「ヒロシマ・モナムール(邦題・二十四時間の情事)」で主演を務めた。ロケの合間に撮影した写真を集めた展覧会を日本で開催するため、2008年に再来日した。13年の米アカデミー賞では、映画「愛、アムール」で85歳の史上最年長で主演女優賞にノミネートされた。(パリ)》

「ヒロシマ・モナムール(Hiroshima Mon Amour)は仏の難解作家マルグリット・デュラスのシナリオでアラン・レネが監督した作品、原爆投下から13年後の広島で撮影されました。主演女優はエマニュエル・リヴァ、相手役の男優は岡田英次。エヴァは、映画のロケで広島を訪れ、ロケの合間に日本人の建築家に出会い恋に落ちる女優役を演じました。

この映画、岡田英次の「君はヒロシマで何も見なかった」という呪文めいたフレーズが何度も画面に流れます。

エヴァさん、岡田英次が前の仕事が遅れてなかなか広島入りできず、この映画の撮影がのびのびになっているあいだに、広島の街を歩き回り、東京で買い求めた二眼レフで街の様子、人々の暮らしぶり、子どもたちの姿を写真に収めていました。半世紀を経て、500枚ほどの写真のフィルムが発見され、フランスと日本で写真展が開催されました。また写真集が日・仏で同時出版されました(インスクリプト刊、2008年)。 

この写真集の編集者の一人、港千尋氏はあとがきで以下のように記しています

《映画のなかでは、フランス人女性にたいして日本人男性が「君はヒロシマで何も見なかった」という有名なフレーズを繰り返す。現実のフラン人女性は、これに対して、ヒロシマで多くのことを見るだけではなく、それをかえがえのない記録として残したことになる。映画では記憶と忘却のドラマとは別に、ものごとをよく見ることの大切さを、女性が口にするシーンがあるが、あたかもリヴァは映画の撮影の前に、それを実行したかのようである。

 「ヒロシマ・モナムール」は、24時間の後に男女の別離を予感させるシーンで終わる。しかし物語のほうは、FINの字幕とは別にどこかで続いていたのかもしれない。半世紀の時を流れて現れるいイメージは、その瑞々しい生命力をもって、わたしたちと再会する。人生は芸術を模倣するとも言える、ひとつのイメージの軌跡である。》

彼女は「ヒロシマ・モナムール」について、「初めて主役を演じた映画が、生涯を代表する作品になった」と語っています。

ヒロシマ・モナムールとエヴァさんのことについては、これまで何度かこの日記に書いておりますので、読んでもいいよと思われる方は以下のサイトをクリックしてくださいませ

http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/s/%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%AB

今日の写真は上記の写真集に掲載されていたフランス語のポスターです。写りがよくないのですが、よろしければクリックしてご覧くさいまた

グッドナイト・グッドラック!

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