UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

近江八景「瀬田の夕照」を汚す湖国版忖度スキャンダルの影

2017-08-12 01:00:16 | 日記

一昨日の8月10日、GGIは久しぶりに県庁へ参りました。市民オンブズマン活動のベテランである某知人から、これから住民監査請求書を提出しに行くからGGIは金魚のフンになれとの御下命があったからです。

監査請求の内容は一言で申し上げれば、湖国におけるモリトモ・タイプの忖度スキャンダルであります。公有地に関する不正疑惑です。すなわち、某社団法人の理事長であり、農水省の大臣経験もある県内の「有力政治家」が、長年にわたり、おそらく知事を含む県幹部に影響力を発揮して「忖度」を強要しているのではないかという案件です。

この監査請求については7月8日に日記でも予告編みたいなものを書いてていますので、よろしければ下記のサイトをご覧くださいませhttp://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20170708

この某社団法人の理事長なる人物は、四十年の長きにわたり県有地を無償で借り受け、そこで旅館・ホテル業という営利事業を営んでいるが、県が明らかに営利事業を営んでいる者に対して県有地を無償提供するは違法であり、県財政に損害をもたらしているのだから、関係者はその分を弁償しなさい、というのが請求内容です。

県が長きにわたり無償で提供している千数百坪の土地は日本三大名橋の一つとされる瀬田の唐橋のたもとに存在しています。みなさんもご存知かと思いますが、唐橋から眺める琵琶湖の夕暮れは「瀬田の夕照(せきしょう)」として知られており、芭蕉さんも愛した風光明媚なる近江八景のひとつです。

瀬田の唐橋は瀬田川の中州をはさんで二つの橋からなっているのですが、この県有地であるところの中州に上記の「有力政治家」がビジネスホテル(最近は「アープ滋賀」と言う名前でPRしています)を営み、カネ儲けに勤しんでいるのであります。こんなアホなことが許されていいわけがありませぬ。これでは近江八景が、瀬田の夕照が台無しであります。瀬田の夕照をスキャンダルの闇で汚してはなりませぬ。

かようなしだいで、GGIは金魚のフンとして監査請求書の提出に立ち会ったのでありました。

この種の話は何もアベ君周辺に限らず全国の自治体でもよくある話なのです。公有地に関して、何らかの名目をつけて公益性があるからとか何とか言って、忖度を強要する「有力政治家」の求めにおうじること、すなわ公有地をタダあるいはタダ同然で貸すと言う例は決して稀でありませぬ。また自治体が必要でもない土地を買い上げるということさえ行われています。GGIの見るとところ、全国の自治体が困っている、いわゆる「塩漬け」になっている公有地のおおくは「有力政治家」やそれにつらなる関係筋の忖度強要によるものではないかと思われます。

かようなしだいで、監査請求書を県に出してから、記者会見を行いました。いちおう全国紙や地方紙の記者の皆さんが来ておりました。この問題に強い関心をもって今後も追及してほしいと願うところでありますが、最近の若い記者の皆さんはお行儀がいいいので、果たしてどこまで追及してくれるか、心もとない限りであり、予断を許しませぬ。

この監査請求については、読売とサンケイ以外の各紙が昨日報じていたようです。監査請求の具体的内容については、記者のみなさんが要領よくまとめて報じておりましたので、たとえば以下の京都新聞、毎日新聞のサイトなどをご覧くださいませ

http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170811000048

https://mainichi.jp/articles/20170811/ddl/k25/010/445000c

今日の写真は「瀬田の夕照」をネットから無断借用したものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

画面右側、橋の下、川向こうに黒々と写っているあたりに湖国の有力政治家、元農水相の岩永峯一氏が理事長を務める「滋賀県青年会館」またの名はホテル「アープ滋賀」の建物が存在しています。

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

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