UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

次から次へと押し寄せた開発に波に流されて・・・

2017-05-20 02:07:58 | 日記

昨日は快晴、気持ちのよい一日でした。

ただいま、わがガーデンは「これでもか」というぐらい新緑に満ち満ちています。

今日の写真はその証拠写真です。西隣にあるお店、その建物の外側に設けれている階段に上らせてもらって、この店の2階の高さから撮ったわが庵のノーザンガーデンのほぼ全景を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

写真に写っている部分は元はといえばすべて湖でありました。びわ湖、鳰の海、淡海、最近ではマザーレイクなどと称されることがある湖です。

1960年代、この湖の大規模な埋め立て工事が開始され、わが庵の庭先にあった湖は陸地と化してしまいました。一見すると、わがガーデンは緑の大地のように見えますが、50センチか1メートルぐらい掘りますと、いっぱいガラクタが出現いたします。つまり建築廃材などの産業廃棄物などをどっさりダンプで運んできて埋め立てたのです。

このわが麗しの湖の埋め立てが始まる以前、このあたりは瓦屋根の民家がならぶ古い城下町であり、大きないわゆる幹線道路のようなものはありませんでした。旧東海道が街のなかをとおっているだけでありました。民家のあいだに個人商店などが点在してはいるものの大きなビルのようなものは見当たりませんでした

埋め立て工事、はじめは、わが庵の前に大きな道路が一本できただけでありました。しかし、しばしの後埋め立て工事が再開、道路の向こうもさらに大規模に埋め立てられ、そこには「新しき村」ならぬ新しき都市が出現することになりました。そのため、いまでは、わが庵に近くには広大な敷地のプリンスホテルさんや湖都の下水処理施設や京大の研究施設、大きなスーパーさんなどが次々に出現しております。つまり高度成長の波が地方都市のすみっこにある庵の近くにまで押し寄せたのです。

ある日、庵の周辺の激変ぶりを目にした大手の住宅会社で働いている従弟の息子が申しました。

「おじさん、この築戦前の庵、もうすぐあの《ちいさいおうち》という絵本にあるおうちみたいなことになるよ」

《ちいさいおうち》というのはアメリカ人の女性の手になる絵本であり、もとは閑静な郊外にあった小さなおうちが開発の波に飲み込まれて、とうとう周りがビルだらけになってしまったので、可哀そうに思った人々が最後に「ちいさいおうち」を大きなトレーラーに載せて田舎に引っ越しさせてやるという話です。この絵本のことは以前にこの日記に書いておりますので、そんな話もうすっかり忘れたよと言う方は、よろしければ以下のサイトをご覧くださいませ。

http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20161204

https://www.youtube.com/watch?v=1_WbOmY0emA

ほんとうに従弟の賢き息子がいっていたとおりでありました。道路ができたため、わが庵の東側には大きなテナントビルが建ち、西側にも商業施設ができ、わが以前の庵が建物に囲まれるかたになりました。つまりわが庵も開発・高度成長の波に巻き込まれたのでありました

 そして道路の先には、さらに「新しき都市」の先を埋め立てて湖岸に沿って公園がつくられました。このため湖がますます遠くなりました。わが庵の1キロほど東には湖を渡る優に千メートル以上はある長い橋がつくられました。公園のなかにはわが迎賓館も建てられました。それでも開発の波、経済成長の波はとどまるところを知らず、車が増えて庵の前の道路はもう狭ま過ぎる、四車線ではダメ、ということで六車線に拡張されました。湖を渡る長い橋も、一本では足りないと、すぐ隣にもう一本、橋が架けられました。

この押し寄せる開発の浪間で、アリさんやネズミさんやゴキブリさんなど小動物出入り自由の我が庵、築戦前の完全木造建築の旧八重葎庵、老朽化が進みました。

ある日、わが賢妹と賢姪がやってきてご宣託をのたまひました

「オッチャン、このままではオッチャンの老朽化が進んで要介護なんかになっても、こんなガタピシの家に来るの、ヘルパーさん嫌がるでえ」

この脅迫に負け今から八年ほどまえに、泣く泣く平屋・長方形・寄棟というシンプルなる新八重葎庵を建立するにいたったのでありました・・・

以上がGGIの極めて個人的な戦後経済成長物語です。みなさんの物語はどのようなものでありませうか

グッドナイト・グッドラック!

 

ジャンル:
きいて!きいて!
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« タクシーの運転手さん・・・ | トップ | 汚染列島についての初歩的お... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む