UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

宮さん宮さんお馬の前にヒラヒラするのは何じやいな・・・

2017-02-09 00:28:50 | 日記

昨日のNHK、夜のニュースで天皇による例の「お言葉」以来、天皇制についての本が売れているというニュースを伝えておりました

GGIも某氏に勧められて「近代天皇論:《神聖》か《象徴》か」という新書(集英社)を読んでみました。片山杜秀氏(政治思想史、慶大教授)と島薗進氏(宗教学、上智大教授)の対談をまとめた本です。江戸末期から明治維新を経て戦後の「象徴天皇」に至るまでの敵視的過程につていの議論はなかなか面白いく鋭い指摘も多々あるのですが、「お言葉」についての書写らの言説については、現憲法の規定に照らして考えますと少々違和感あり、というところですが、この問題は脇道にそれますので今日は省略いたします。

かくいうGGIも昨日、市内某所において雪化粧のわが霊峰比叡を眺めながら、某知人と天皇制についての意見を交わしました。

「GGIさん、そう言えば、私のオフクロなんかは《宮さん宮さんお馬の前にヒラヒラするのは何じゃいな》などと歌っておりました、あれは何ですかね」

「ああ、その歌、明治の末に生まれたわが母親も歌っておりました。讃美歌も歌うけれど、明治にはやった歌や大正デカタンスを象徴するようなスゴイ歌も歌っていましたよ」

「どんな歌ですか」

「よくは覚えていないのですが、こんな歌です。《タバコ飲め飲め、天までふかせ、どうせこの世はシャクのタネ、煙よ煙よ、みな煙よ、一切合財みな煙》。どうです、このようなスゴイ歌を小学生の女の子が歌っていたですよ」

「それはワッハッハですね。先日の日記で拝見しました《トランプ トランプ ワッハッハ ワッハッハ / オバマ オバマ ワッハッハ ワッハッハ》も面白かったのですが、大正の子供たちもススンデいたのですね。ところで先ほどの話、宮さん、宮さんのことですが・・・」

「いや私もよくは知らないのですが、要するお馬の前にヒラヒラするのはいわゆる《錦の御旗》すなわち《菊の御紋》の入った天皇旗のことでありませう。まあ、大政奉還のために今や天皇の敵、朝敵となってしまった徳川方の残党をやっつけにいくときの官軍の戦意高揚歌みたいなものでありませう」

と説明はしたものの、GGIもよくは知りませぬので帰宅しましてからネットさんの助けを借りてみました。そうしましたら、歌詞は以下のようなものでありました。かなりモーレツな内容であります

作曲:品川弥二郎 作曲:大村益次郎

  1. 宮さん宮さんお馬の前に
    ヒラヒラするのは何じやいな
    トコトンヤレ、トンヤレナ
    あれは朝敵征伐せよとの
    錦の御旗じや知らないか
    トコトンヤレ、トンヤレナ
  2. 一天萬乗の帝王に
    手向ひすろ奴を
    トコトンヤレ、トンヤレナ
    覗ひ外さず、
    どんどん撃ち出す薩長土
    トコトンヤレ、トンヤレナ
  3. 伏見、鳥羽、淀
    橋本、葛葉の戰は
    トコトンヤレ、トンヤレナ
    薩土長肥の 薩土長肥の
    合ふたる手際ぢやないかいな
    トコトンヤレ、トンヤレナ
  4. 音に聞えし關東武士
    どつちへ逃げたと問ふたれば
    トコトンヤレ、トンヤレナ
    城も氣慨も
    捨てて吾妻へ逃げたげな
    トコトンヤレ、トンヤレナ
  5. 國を迫ふのも人を殺すも
    誰も本意ぢやないけれど
    トコトンヤレ、トンヤレナ
    薩長土の先手に
    手向ひする故に
    トコトンヤレ、トンヤレナ
  6. 雨の降るよな
    鐵砲の玉の來る中に
    トコトンヤレ、トンヤレナ
    命惜まず魁するのも
    皆お主の爲め故ぢや
    トコトンヤレ、トンヤレナ

https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%AE%AE%E3%81%95%E3%82%93%E5%AE%AE%E3%81%95%E3%82%93 より引用

以下のサイトで音楽をきくことができますhttps://www.youtube.com/watch?v=DVc-UNU48g0
まあ、すごい内容ですね。薩長にあらずば人にあらずという感じ、ひとつゆっくりと歌詞の内容についてご考察になってください。

ウィキペディアさんによれば1868年(慶応4年、明治元年)に作られたものだそうであり、事実上の日本の軍歌第一号とされています。まあ、この歌は明治以降の近代天皇制の出発点を象徴する軍歌であるといってよいでありませう。

この歌詞の内容からも明らかなように天皇制に基づく明治維新政府は薩長が主流になって作られたものです。このため太平洋戦争に敗北して無条件降伏を強いられたときに、徳川方の連中は、長年の恨みを晴らさんとばかり、「薩長なんかにまかせておいたから、こんなことになった」と強く非難したという話をどこかで読んで、GGIは「おいおい、いまさら薩長に徳川の時代かよお!」とあきれかえってしまった記憶があります。しかしながら、これは日本の近現代史における一面の真実でありませう。

今年は大政奉還から150年、まだ長州のアベ君ががんばっておりますが、こんどはトランプ将軍に雁首そろえて貢物を背負って参勤交代にでかけます。GGIは、やはり、もう薩長の類なんかにまかせておいてはいけないと思います。ヘタをいたしますとトランプ将軍にひれ伏して第二の敗戦ということになりかねません。GGIは国を憂える身ではありませぬが若干心配です。

今日もまとまりのないどうでもいい話になってしまいました。お許しください。

今日の写真は雪化粧の霊峰比叡を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

グッドナイト・グッドラック! 

 

 

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