空も大地もうごめき、ウゴメク。

この世に生まれたからには、精一杯生きてみよう

会員証拒否

2006年06月10日 | 仕事
仕事柄、利用者から「また来たい」と言われたときが一番うれしい。そうかと思えば、こちらに非がなくとも、一方的に怒鳴られるときこそ、腹立たしいものはない。今日、そういった事件があった。

 56歳の男性。受付の女性がどうもその仕草がおかしい、と言ってきた。しかし、名前までは覚えきれていなかった。それでも素行等がおかしくなっていため以前からマークしておいた。そして、今日利用していることがわかり、上がってくるまで待って、注意した。

 何の“容疑か”と言えば、会員証切れのカードをチラッとうわべだけ見せて会員に成りすまし、堂々と会員料金で利用していたということだ。受付の女の子達では注意にも荷が重過ぎるため、帰るるときに私を呼んでくれと受付に頼み、遂にその時間がやってきた。勇んで受付に回りその方と話しをした。会員証を見せていただけないかと、するとその男性はふてぶてしい態度で応対、最後には「二度とこんな施設に来るもんか」と大声を張り上げて出て行った。

 どちらに非があるのかよく分かっているのだろうか。こうも一方的に言われちゃこちらも、と思いながらもここは下手、下手に出て怒らせないように接近してたものだが、上の調子。サービス業の宿命なのかな、お客さんの苦情は。苦情がうまく処理し始めて一人前とは、うちの施設長のコメ。

 まぁいい。「二度と来るもんか」と捨てゼリフを残してくれた様に、もう来ないわけだから、そっちの方がよっぽど他の利用者にも迷惑をかけずに済むし。マナーの悪い客はもう懲り懲りだ。ほとぼりが冷めた頃にまたやって来るかな、その男性。しかし、受付の女性にも顔割れているのだから、すぐには無理だろう。

 しかし、こういった方々から勉強させていただいている点では、“教材”だと思って処理するのが一番なのかも。





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2 コメント

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前向きですね (mayutototoro)
2006-06-10 06:45:12
生きた教材に勝るものはありませんよね。

私も仕事のトラブルを乗り越えた時こそ

自分の成長を感じます



P.S.塾長さんのブログ紹介ありがとうございます。さっそく遊びにいきました



マユトさん (ウゴメク)
2006-06-11 01:09:33
 お客さんから学ぶことの方が多くて。



 私がサービスマンの一人としてプロに成り切れない点が一つあります。それは一度嫌な思いをしてしまうと(客から一方的に言われた場合や我がままで自己中心的な人)、なかなかその人を認めない、認めたくない自分がそこに居ます。



 わけ隔てなく誰にでも公平な目で見る必要があるのですが、その点だけはどうも丸くなれないんですね。