Room☆P

☆☆☆☆☆

イタリア☆サンタントニオ・アバーテ/オーストラリア☆ウルル

2018年01月16日 00時49分06秒 | JET STREAM
 2018年1月15日(月)     提供 / JAL 、SEIKO

♪ UNTIL IT'S TIME FOR YOU TO GO  GABOR SZABO

♪ FERNANDA  WAGNER TISO

今週の水曜 1月17日は 聖アントニオ 修道院長の祝日である
イタリアでは サンタントニオ・アバーテ(Sant'Antonio abate) と呼ばれる 家畜の守護聖人
イタリア中の教会に 祝福を受けるために ペットや家畜を連れた人々が集まって来る
カトリックの総本山 バチカンの サンピエトロ大聖堂でも 動物の祝福が行われる
この日 早朝から サンピエトロ広場には 家畜小屋が登場
地方からやって来た飼い主たちが 自慢の動物を披露する
牛や馬 羊や豚といった動物をあしらった 旗がはためき まるで 動物園のようだ
こうした動物たちをゆっくり眺めたいなら 朝早い内に 出掛けるのが良いだろう
お昼過ぎには ミサが行われるので
ペットを連れた ローマっ子たちで 広場は混み合ってくる
正午が近付くと テヴェレ川の方から 
騎馬警官隊を先頭に 騎馬憲兵 森林警備隊による 馬のパレードが始まる
それぞれ制服や 伝統衣装に身を包んで行進する姿は まさに壮観
騎馬隊の後を トスカーナ地方の マレンマ と呼ばれる 牛追いたち
派手に飾られたオレンジを積んだ シチリアの馬車が続く
馬のパレードが終わると 広場に 枢機卿がやって来て 動物たちに祝福を与える
もしペットを飼っていたら 写真を掲げるだけでも 良いそうだ
動物への祝福が終わると 音楽が 演奏され 広場はお祭り騒ぎ
馬のパレードに参加した シチリアの馬車からは オレンジが配られる
オレンジのお土産がついて 馬のパレードが楽しめる
1月17日に ローマにいたら 必ず バチカンに出掛けよう

♪ STEADY STATE  PENGUIN CAFE ORCHESTRA

SOUND GRAFFITI

 今夜は KAREN SOUZA のニューアルバム
 夜空のヴェルヴェット(VELVET VAULT)を特集します 曲は…  

  ♪ I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT
  ♪ MY ONE AND ONLY LOVE
  ♪ I'M NOT IN LOVE

 3曲続けて お聴きください

♪ A BEAUTIFUL VIEW  BILL FRISELL

オーストラリア大陸の中央部に 巨大な一枚岩が横たわっています
世界遺産にもなっている ウルルです
日本人には エアーズロックという名前の方が 馴染み深いかもしれません
ウルルとは オーストラリアの先住民 アボリジニの呼び名
彼らに伝わる伝説によれば 虹色のヘビが生んだ 聖なる卵
古くから信仰の対象として崇められてきました
先日 ウルルを管理している 国立公園委員会は 
来年の10月26日から 一切 登山を禁止すると発表しました
ウルルに登ることができるのは 後1年と 10カ月ほどですが
このウルル いつでも気軽に登れるというわけではありません
ウルルに登るには 登山ゲートから登らなければなりませんが
度々 このゲートは閉鎖されます 閉鎖される一番の理由は 天候
雨が降っている時や もうすぐ雨が降りそうな時 雷や 風が強い時
ウルルが雲が覆われる時には閉鎖
また 12月の夏の真っ盛り 摂氏36度を超えると 登ることが出来ません
さらに先住民のイベントや 長老が亡くなった時にも 閉鎖されることがあります
365日の内 300日は登れないという話もありますが 
1時間おきに ゲートが開いたり 閉まったりするので 
絶対に登れないということでも ないようです
最も登山する確率が高いのは 8月 12月が最も低いそうです
先住民は ウルルに登っても ウルル本来の姿は 分からない
それよりも ウルルに 耳を近付けて 声を聴くべき と語ります
ウルルは 登らなくても 観るだけでも 十分 価値があります

♪ DESERT ROSE  DANIEL LANOIS

♪ ALMA  PAOLO FRESU & OMAR SOSA