宇賀治医院

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爪水虫の新治療

2015-04-26 22:40:41 | 医療
爪水虫(爪白癬)は、これまで 塗り薬は効かないとの事で 「皮膚真菌症診断・治療ガイドライン」でも内服療法を原則となっていました。
内服薬(経口抗真菌薬)・ラミシールないしイトリゾールでは 副作用の問題で 当院では どうしても使用できずにおりました。
副作用は 重篤な肝障害および汎血球減少、無顆粒症等などの 全身的副作用や薬物相互作用も多く 薬の添付文書に 警告 として死亡に
至った例も報告されている。と記載されておりました。そんな薬を 医師としては とても患者さんに使用する事はできずにいましたが

今回2014年9月から 爪白癬の外用治療薬が認可され ようやく 安心して患者さんの治療が開始できると喜んでおります。
今後は「皮膚真菌症診断・治療ガイドライン」でも改訂されて この新しい爪白癬の外用治療薬が主体になるものと考えております。

また慢性肝炎や糖尿病 等々基礎疾患があっても 内服と違い安心して使用可能な この爪白癬の外用薬が 広く使われていくものと
思います。

またひとつ 患者さんにとり 朗報でありぜひ悩んでられる患者さんがおられましたら ご相談ください。
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すぎ花粉症 舌下免疫療法

2014-12-05 14:30:01 | 医療
本年、10月8日にスギ花粉症に対する舌下免疫療法薬(薬剤名 シダトレン)が発売され、保険治療が可能となりました。
宇賀治医院でも その後 患者さんに治療を開始して 通院していただいております。

以下に、詳細を説明しますので、よく読んで御理解いただき、治療を希望される方は御来院ください。また、こちらのサイトもご参照ください。http://www.torii-alg.jp/

長い説明に下記なりますので 外来にて 相談していただければ 説明いたします。
また外来にてパンフレットも作りお渡しいたします。


アレルゲン免疫療法は、減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげ、場合によっては、根本治療も期待できる治療法です。今まで、皮下にアレルゲンを注射して行う治療が行われてきましたが、今回、注射による不便さ(疼痛、頻回の通院が必要、副作用の頻度など)を軽減し、自宅で行える舌下免疫療法がスギ花粉に対して保険適応で行えるようになりました。しかし、すべての方に有効で副作用のない治療ではありません。そのため、治療前によく理解していただき納得した上で治療を受けていただきたいと思います。少し長いですが、下記をよく読んでください。

治療前に、知っておいてほしいこと

1 スギ花粉症に対する治療法であること
※治療前にスギ花粉症の確定診断のための検査(採血)による確認が必要です(当院で検査済または、他院での検査結果を見せていただける方は不要です→当院にて確認できない場合は再度検査が必要です)
また、症状が比較的重症の方、抗アレルギー薬で眠気など副作用が強い方、お薬を内服したくない方などに勧められる治療法です。

2 治療期間が3~5年と長期間(最低2年以上ですが、3年以上の服用が推奨されています)であり、その間、毎日の服用が必要であること(その後も、症状が再燃すれば、再度、服用が必要になること)また、月に1回の定期的な受診が可能であること(初回投与後は2週後に受診することが可能)ただし、※平成26年10月から平成27年10月までは、2週ごとの受診が可能なこと→これは、発売後1年間は、2週分の処方しかできないため
また、治療効果が発現するのに3か月はかかるといわれており、スギ花粉飛散前の11月までに開始するのがよいといわれています。

3 すべての方に効果があるわけではないこと。実際には、治療により 症状が軽減するのが8割程度で、1~2割の方には効果が出ないといわれています。また、治療により、お薬を服用しなくても済むのは、1~2割程度といわれています。その他の方は、症状が軽減したり、内服薬を減量できたりすることが期待されます。また、治療終了後は長期間にわたり効果が続くといわれていますが、再燃することもあり、その際は再度の治療が必要になることもあります。実際に何年効果が続くかについては、分かっていませんが、治療期間が2年間と3年間では、有意に3年間治療を続けた方が効果があるといわれています。

4 年齢、持病等により、服用できない場合があること。以下をご確認ください
・12歳未満
・重症の喘息患者
・β遮断薬服用中 〈高血圧、狭心症その他の心疾患の薬〉
例)インデラル、セロケン、アテニロール、アーチストなど
・治療開始時に妊娠している
・全身的な重篤な疾患に罹患中
  悪性腫瘍
  自己免疫疾患
  免疫不全症
  慢性感染症
・全身ステロイド薬(内服、注射)の連用や抗がん剤を使用中
・重症の口腔アレルギー症候群
・急性感染症に罹患中(治療開始時に発熱を伴う感冒などに罹患している)
・転居予定があるなど、継続的な通院が困難である
・1月から5月のスギ花粉飛散期からの開始はできません。これは、副作用の発現の可能性が高くなるためです。

その他の注意薬剤(対象外ではないが注意が必要)
三環系抗うつ薬、MAO阻害剤服用中(ショック時の治療に抵抗する可能性があるため)

5 アレルギーの原因物質を投与することからアレルギー反応が起こる可能性があり、場合によっては、アナフィラキシーショックという重い副作用が現れることもあること。
このため、初回服用は当院内で行います。その後30分間、院内で安静にして頂き、副作用の発現がないかどうか、経過観察が必要です。2回目以降は自宅で行います。
考えられる副作用は、
≪局所的な副作用≫
・口腔内症状(口腔内のかゆみが一番頻度が多いです。その他は、口唇浮腫、口腔粘膜や舌の腫脹、咽喉頭の刺激感など)
≪全身的な副作用≫
・アナフィラキシーショック・・・多くの場合、服用後30分以内で発症し、じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状、突然の蒼白、意識の混濁などのショック症状が現れることをいいます(今のところ、死亡例はありません)
・喘息様症状・・重症な全身的な副作用として、入院例も報告されています
・腹痛、嘔吐などの消化器症状
・鼻炎、結膜炎、じんましん、全身のかゆみなど

治療方法、スケジュール

・実際の使用方法
使用する薬剤は「シダトレン」(鳥居製薬)といいます。これを1日1回舌下に滴下し2分間保持してから飲み込む
その後、5分間はうがい、飲食を控える

・服用スケジュール
初回から14日目まで、少しずつ滴下量を増量していきます。

15日目以降は、同量で、3年から5年(最低でも2年だが、3年以上が推奨)続けます。

おわりに

本治療は、根本治療も期待でき、8割の方には有効ですが、無効な方もおり、薬を全く服用しなくても済むのは1~2割です。また、長期間にわたり根気強く服用が必要になりますことを、御理解ください。(実際に、途中で中断してしまう方も少なくないといわれています)

以上をよく読んだうえで、ご希望される方は御来院ください
宇賀治医院 宇賀治陽一より

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舌下免疫療法・すぎ花粉症治療

2014-12-02 09:52:36 | 医療
すぎ花粉症で、「舌下免疫療法」と呼ばれる新しい治療が 保険適応となり本格的に始まりました。
ためしてガッテン(NHK)でも 上記 治療法が紹介され 現時点(2014年10月)では
すぎ花粉症に対して最も有効な治療法であると考えられています。

舌下免疫療法で治療した場合、治療を受けた患者の7~8割は 症状が軽くなり、そのうち1~2割
は症状がなくなる、つまり根治すると言う報告があり マスコミ報道関係で たびたび放送されて
おりました。

宇賀治医院でも 舌下免疫療法を 開始しております。1回目は医師の指導のもと 外来に30分間
様子をみる必要がありますが、2回目以降は自宅で自分できるのが大きな特徴です。
エキスを1日1回舌の下にたらし、2分間保って飲み込む。その後、5分間はうがいや飲食を避け
2時間程度は激しい運動、アルコール摂取、入浴を控える。原則毎日続け、副作用が出た場合に
すぐ受診できる午前中に行うのが望ましいとなっております。

すぎ花粉症の治療は従来、薬で症状を一時的に抑える対症療法が中心でしたが 今回 治療にて
注射の苦痛もなく、自宅で投与が可能な しかも根治すると言う報告がある治療が全国で開始
された事は 患者さんにとり 朗報と思われます。

現時点では 学会の講習を修了しテストに合格し 登録された医師のいる医療機関でのみの開始と
なりましたので どの医療機関でも 治療を受けれる事ではないのですが 今後 すぎ以外で
他のアレルギー等(例としてダニ)にアレルギーのある患者さんにも 将来 同様の治療が広がる
事を考えると アレルギー疾患に強い医師が治療にかかわっていく事も大切と思っております。

当院で 上記 治療を受けれますが 初回30分は かかりますので 時間に少し 余裕をもって
受診ください。


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総合診療医

2014-09-16 16:44:47 | 医療
今は 情報化時代で インターネット上ですぐ情報がみられます。ただ間違いも多い 総合診療部が 日本の大学病院で初めて出来たのは
1981年(昭和56年)4月川崎医科大学で そのあと 5年後に国立大学として1986年佐賀医科大に総合診療部が設立されました。
この事すら間違えて記載している情報があり
この当時 医師1年目から総合診療部・総合診療科に入り総合診療医として研修・勉強をしてきましたが もう何十年もたつのに
いまだに 最近 注目されている科で・・・なんと日本全国もうどの病院にも総合診療部・総合診療科ができておりますが 本当に訓練を
受けた医師の少ない事にも驚きますね。
やっと名称が 今年 総合診療医に決まったとの事。そんな名称決めるのに何十年もかかり その医師教育内容はこれから決めていく予定
との事で 医師1年目より大学病院で総合診療医の訓練を受けてきた私にとり あまりにも本当の意味での広がりの遅さにあきれるばかり
です。
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糖尿病治療薬・アクトス問題

2014-09-05 10:32:28 | 医療
武田薬品工業の糖尿病治療薬に商品名アクトスに米南部ルイジアナ州の連邦地裁は6300億円の懲罰的損害賠償の
支払いを命じる判決を下した。アクトスの投与を受けてぼうこうがんになったと主張するニューヨーク出身の男性が
提訴した。と新聞に掲載されておりましたが・・・
アクトスの添付文書 (薬の添付文書とは くすりの使用上の注意点です)その中に

海外で実施した糖尿病患者を対象とした疫学研究において、本剤を投与された患者で膀胱癌の発生リスクが増加するおそれがあり、また、投与期間が長くなるとリスクが増える傾向が認められているので、以下の点に注意すること。(「その他の注意」の項参照)

(1) 膀胱癌治療中の患者には投与を避けること。また、特に、膀胱癌の既往を有する患者には本剤の有効性及び危険性を十分に勘案した上で、投与の可否を慎重に判断すること。
(2) 投与開始に先立ち、患者又はその家族に膀胱癌発症のリスクを十分に説明してから投与すること。また、投与中に血尿、頻尿、排尿痛等の症状が認められた場合には、直ちに受診するよう患者に指導すること。
(3) 投与中は、定期的に尿検査等を実施し、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。また、投与終了後も継続して、十分な観察を行うこと。

上記が 書かれており 当院では アクトスはあえて積極的に使っておりません。他に糖尿病に対していい薬もあります
し他の薬にて外来で糖尿病のコントロールも良好なためと以前からアクトスと膀胱がんは発売当初から言われていました
ので様子見でした。
ただ外来で 一人だけ 他の医療機関でアクトス処方で糖尿病治療の患者さんが 当院に通院希望で来院。アクトスから
当院初診でかえるのも患者本人不安があるといけないためそのまま服用していただいております。
今後は、その患者さんと話しして他の糖尿病治療薬にかえる予定です。

とりあえず 当院では 添付文書から膀胱がんの記載がなくなった時のみ使用予定とします。
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秋のアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎に要注意

2014-09-04 17:25:12 | 医療
この時期 外来をしていますと 今年は 特に 秋の花粉にも要注意です。
日本では、花粉症のなかでもスギやヒノキの花粉症が多いため、花粉症といえば春、と思われるかもしれません。
しかし、スギやヒノキなどの花粉のほかにも、秋に飛ぶイネ科、キク科植物などの花粉症も少なくなく、重複感作
していることも多く 9月に入り急に外来いて 秋のアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎で 鼻水 涙目 目の
かゆみや腫れる等などの症状の患者さんが増加しております。
秋は、春に次ぐ花粉症シーズン 9月をピークに10月頃まで飛散しますので また今年は特に外来で患者さんが
増えておりますので 症状があればすぐに受診してください。
毎年 この時期に症状が出る方は 初期療法いたしますので 症状が出る前に受診ください。
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線維筋痛症

2014-09-03 15:42:54 | 医療
全身性慢性疼痛疾患で、全身に激しい痛みが起こる病気です。その痛みは軽度のものから激痛まで色々です。
数年前までは、患者さんも医師にかかりこの病気を知らない医師も多く困っておられた患者さんを数多く診察
しましたが ここ2~3年間で現時点では この病気を知らない医師は ほとんどいなくなったと思っております。
私も福井県の地方のテレビに出て説明したのは、線維筋痛症の治療薬が厚生労働省から認可されてからでした。
それまでは もしテレビで説明しても 他の医師から そんな病気があるの?とクレームがつく事がありテレビ出演
は断り続けましたが 認可された薬が出た事で その病気を知らない医師がいれば逆に勉強不足の医師という事になる
ためテレビに出て病気の説明をいたしました。
現時点では、厚生労働省のホームページで 難病・リウマチ・アレルギー・腎疾患・慢性の痛み関連情報として
線維筋痛症ガイドライン2009の概要 として 厚生労働省はホームページに掲載しておりますし

日本線維筋痛症学会 ならびに 線維筋痛症友の会 のホームページで情報が 見れますので もし まだ患者さん
が一人で 悩んでられる方がおられましたら 情報をお読みください。線維筋痛症で悩んで来院された患者さんが
多くの方は 今は 痛みも軽減ないし なくなり よくなっておられます。ただ数人 難治で以前より痛みは軽くは
なっているも、まだ痛みが完全にはとれていない患者さんもおられ諸外国の様に 他の薬も今後 日本でも認可される
事を願っております。
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アレルギー疾患対策

2014-08-27 17:49:13 | 医療
最近は、特にアレルギー疾患は増加が急激です。厚生労働省は平成17年10月にアトピー性皮膚炎、気管支喘息
アレルギー性鼻炎及び食物アレルギー等のアレルギー疾患について 調査対象全体の36%に上がるとされていた
が、今回平成23年8月の厚生労働省の資料改訂で わが国においては全人口の約2人に1人が何らかのアレルギー
疾患に罹患していると推定されており(気管支喘息が国民全体では約800万人、花粉症を含むアレルギー性鼻炎
は国民の40%以上、アトピー性皮膚炎が国民の約1割)と発表しております。

全人口の約2人に1人 とは 驚くべき人数でした。

アレルギーが原因となって引き起こされる疾患は多種多様です。宇賀治医院では 診療ガイドラインに基づいた適切
な指導・治療にこころがけ アレルギー疾患患者に統一的、標準的な診断・治療が提供できる体制の確保に努めてお
ります。
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医師の指導による肥満外来とは

2014-08-26 11:16:34 | 医療
無理な減量(ダイエット)は、不整脈をおこしたり、足に急に力がはいらず歩行ないし階段が上がれなくなる等など 様々な
健康障害をおこします。
実際 私が大学病院勤務医時代に 持続モニターで心電図をみながら 減量(ダイエット)スピードを上げた患者さん達の
多くに心電図モニターで 脈が飛び 不整脈をおこした例を数多く 体験しました。もちろん その時は 医療機関ですので
患者さんにとり すぐ治療にはいりますので 特に大事にいたる事はありませんでしたが、それが仕事中ないし家庭に居る時ですと
無理なダイエットで大変な事になってしまいます。
医師の指導によるダイエットでは 医学的知識に裏打ちされた正しい方法で減量を指導し 肥満状態を解消することによって
むしろ健康を取りもどし 肥満による生活習慣病や合併症の出現を抑える事にあります。

 
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Broach ブローチ ぷららのブログがサービス終了

2014-08-25 16:03:30 | 医療
以前 宇賀治医院よりのお知らせブログとして 使用しておりましたプロバイダーNTT のブログ(Broach ブローチ)
弊社では、インターネット上の様々なサービスの急速な発展によりお客さまの利用機会も大幅に減少して終了させていただきます。
との事で 上記 ぷらら のブログ から goo ブログに 当院 変更しております。
ブログデータは、もっと簡単に移行できるものと思いましたが 上手くいかずに ご迷惑をおかけいたします。
まさか 大手企業の有料ブログが サービス終了するとは と かなり衝撃的でした。
皆様方もブログサービスの会社を選ぶ時は 気をつけてください。
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