やり続ける事に意味がある

『TheNorthJourney』も今年で6年目のイベントが終わった。
毎年のように参加しながら、色々と考えることが多かったけれど、
今年は今までとは違った手応えみたいなものを感じて帰ってきた。
何事も継続することで、少しずつそういった事をクリアして行くんだな。
ここ1年ほど、閉塞感があった音楽活動も、新たな方向性を見つけたし、
考えてみれば自分のスタンスにも問題があったような気がした。

音楽に限らず、僕がプライベートでやっている芝居、サッカー、音楽は
どれも継続する事が難しい事なんだって思う。
『TheNorthJourney』の主宰者である鈴木氏が言い続ける
『やり続ける事に意味があるんだ』という言葉が理解出来た年でもあった。

芝居だって、僕が参加して12年。
その前に13年と言う歴史があって、最初の頃の公演はお世辞にも
お金を頂けるような代物じゃなかった。
僕が参加した当時でも、何だか老人ホームの学芸会みたいだって
悪口を言われたりした。
それでも、継続してやり続けている間に、少しずつ変わってきて
最近の芝居は台本の変化も有るのだろうけれど、下手くそながらも
お客さんが涙を流しながら芝居を見ている姿をよく見るようになった。

一生懸命やる事で、気持ちが伝わるんでしょうね。
これは指導されている石崎先生や河岡先生が言っている
『この劇団は、一生懸命にやる姿を見せることが使命』
と言う事なのでしょう。

サッカーも僕の歳まで続ける人はあまりいない。
自分でチームを作ったのは、何よりも僕を楽しませてくれて来た
仲間たちが、僕と同じように幾つになってもサッカーを楽しめるように････
そんな事を考えて作ったのです。
このチームも今年で結成8年目になる。
この先、続けて行くためにどうしたらいいのか？
色々考えてはいるんですが、最終的には僕以外のメンバーが考える事。

音楽もバンドを継続する事よりも、まず自分が続ける事が大事だなって、
今回の『TheNorthJourney』で、参加型のイベントを企てたのは
ある意味で、自分のターニングポイントだって思っていたからです。

『レレレダンス』と呼ばれて、敬老会でお年寄りが楽しんでくれている。
今月の14日に、ふれあい地蔵の前の広場でも『レレレダンス』をやるそうです。
少しずつでも広まってくれて、皆さんが楽しんでくれたら
来年以降の『TheNorthJourney』で、恒例の行事になるでしょう。
そうなったら、嬉しいですね。
そうなれば、いつかメイン会場の千年広場でバンドを仕立てて披露できる。
まぁ、それまで地道に継続することが大事ですね。