今日は、1年3か月ぶりに相方と音を出しました。
お互いに色々と忙しくて、相方はずっと母上の介護などで、
1時間以内に帰れる場所にしか出かけられない状態だった。
母上がお亡くなりになって、一区切りついて時間も自由になった。
僕も会社からパワハラに遭い、精神科に通ってカウンセリングを受けて、
やっと精神的に安定したと思ったら芝居の稽古が始まったりで、
結局、1年間ブランクを作ってしまった。
でも、この間は決して悪いことばかりじゃなかった。
音楽をずっとやらなくても平気なら、その程度の物だったのだと割り切れる。
音楽に対する考え方も、以前とはずいぶん変わった。
芝居の影響なのだろうけれど、音楽をやることで『何を伝えたいのか?』
って、まじめに考えるようになった。
行きついたところはカバーなどの『洋楽』ではないという事。
日本語で、自分の言葉で聞く人に何かを伝えたい・・・・
そんな気持ちが強くなって、自分の音楽をやりたいって。
バンドメンバーが集まって、にわかに『バンド復活』みたいな空気が漂っても、
僕は洋楽のカバーをやるなら、参加しないつもりだ。
カバーは、僕にとってアートじゃないのですよ。
たとえて言えば、『ファミレスのシェフ』。
決まった料理はきちんと作れるけれど、オリジナルの料理じゃない。
美味かろうが不味かろうが、自分の料理を評価して欲しいっていう感じでしょうか?
そんな中で久しぶりの音出し。
僕の作った曲と、相方の曲を手始めに演奏してみた。
かなりブランクがあって、演奏は今一つだったけど、
それでも相方と二人ならではの空気が漂っていた。
いわゆる『阿吽の呼吸』みたいな部分ですかね?
そんな感じで2時間練習してきました。
11月の第一週に東北へ演奏旅行に行くことになっているので、
それを目標に動き始めた感じ。
やっぱり音楽は、心がうきうきする。
楽しいですね♪