うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

私は1打席、1球(センターへの凡フライ)しか出番なし…。

2006-10-01 14:38:03 | 野球
昨日は、久々の草野球!いつもは、神宮前の「CAFE SAKE うたた」のマスターFさん率いる「ペッツ」の助っ人として参加している私が、今回はそのペッツと対戦することに。

ペッツとの出会いは2002年。当時、私は「アルバトロス」というチームに所属していて、友人カワリ氏の紹介でペッツと対戦することになった。本来ならエースのK-suke氏が投げるはずが、突然の体調不良で欠席!仕方なく私が先発で投げるという羽目になり、1-39のボロ負け。この年のペッツの打者成績は大インフレを起こした(爆)。その後「アルバトロス」は休眠状態となり、紆余曲折を経て2005年。カワリ氏が「あの時のリベンジをしようじゃないか」と試合を組んだのが5月28日。この時も登板予定だったK-suke氏は突然の腸炎で欠席…マジで!?カワリ氏が集めたメンバーも、体調不良や突然の仕事などで欠席が相次ぎ、何と試合開始30分前までメンバーが9人いなかった(爆)。先にグラウンドを使っていたチームから選手を2人借りて、ギリギリのメンツで何とか試合を挙行したのだった。最終回2死までリードを保つも、結局3-6の逆転負けでリベンジはならず。カワリ氏は「このままでは死ねない!」と再対戦の機会を虎視眈々と窺っていたのである。

前日の電話で、カワリ氏は「今回は、正直勝てるかも知れん」と力強く語っていた。カワリ氏は職場やら友人やらあらゆる繋がりを使って、高校時代にプロのスカウトが見に来たという強打のサードや、野球部所属の中学生数名やら、ものすごいメンツを呼んでいたのだ。ひょっとして、オレ要らなくね?いないほうが、勝てるんじゃね?おそらくカワリ氏もその点は承知だったようで(爆)、私は「15番・DH」だった(来たヤツはみんな打席に立つので15番目である)。


(写真は、先発で力投するカワリ氏)

しかし、現実は甘くなかった。徹夜明けの先発・カワリ氏はストライクを取るのも一苦労。逆にペッツ打線は待球作戦でカワリ氏の体力を奪う。ドッカンドッカン打たれたような印象はないのだが、気が付いたら、初回に11点入れられていた。



一方、ペッツの先発はFさん(写真)。必殺の超スローボールが冴えまくった。山なりでふわぁ~っと飛んでくる球に打者が待ちきれない。特に、我々のような若手主体の振り回してくる打線にはより効果的だ。ポンポンと凡打の山が築かれ、アウトになってベンチに帰ってくる連中は一様に「おかしいなぁ…?」と首をかしげる。Fさんはそれを見て、いたずらっ子のように笑うのだ。
先頭打者はエラーで出たが、そこからが続かない。あれあれあれ~っと思う間に回が終わってしまった。以後これの繰り返し。こちらが守っている時間の方が、圧倒的に長かった。



カワリ氏が完膚無きまでに叩きのめされてKO、途中から登板した中学生のTくん(写真)。フォームが見るからに力強い。ペッツ打線を快速球で苦しめた。カワリ氏は「最初から彼を投げさせるべきだった」と悔やんだが、もう遅い。それでも、老獪なペッツ打線を止めることはできず、毎回得点を許してしまった。ドンマイ!

気が付くと6回裏。時間的には最終回だ。我々は焦っていた。0-23という絶望的なスコアはともかく、ヒットが1本も出ていないのだ。思えば4年前、1-39で負けたが「ノーヒットワンラン」だった。この二の舞は避けねばならぬ。頼む、完封されてもいいからヒットだけは出て…!
さすがのFさんもバテて制球が乱れはじめていた。そこにつけ込み2連続四球でランナーが出る。バッターは中学生のSくん。

「パカン!」

フルスイングしたバットから快音が!打球がショートのはるか上を越えて、外野へと抜けていく。初ヒットバンザーイ!!打球が外野を転々とする間に、打ったSくんもホームイン!チーム初ヒットが、なんとランニングホームランである。やったやった!


(Sくん[左から2人目]を迎えるベンチ)

試合は結局3-23で終了。カワリ氏の試合前の豪語が空しくかすむボロ負けである(爆)。しかし、これでまた再戦へのファイトが湧くってもんよ!我々が勝つのが先か、Fさんが現役引退するのが先か、勝負じゃー!(シャレにならん…)

コメント (2)
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