あさまの森オートキャンプ場



世間的には3連休。
おかげで、日曜日から1泊でキャンプに行くことができました。
行ったところはあさまの森オートキャンプ場

どなたかの個人でやってるキャンプ中心のホームページで見つけたキャンプ場。
たくさんある中から、行ってみたいなぁって思った3~4つのキャンプ場に順に電話をしていって、最初のキャンプ場は「3連休はもういっぱいです」、次のも「もういっぱいです」と言われ、ああもうダメか、そうか、そりゃあそうかもしれないなぁ…、と思いながら3番目に電話したここのキャンプ場で、オートキャンプサイトが1つ予約できた!

あさ6時に家を出て、渋滞が始まるまえに関越を抜け、上里SAでのんびりと1時間もかけて朝食を食べても、小諸ICには9時過ぎには到着。

こんなに早く着いてもキャンプ場のチェックインは午後1時だったはず。

こんな時のために、遊ぶ場所を調べておきました。
と言ってもキャンプ場のホームページで紹介されていたところだけど。

松井農園。
リンゴ狩りだけでなく、ニジマス釣りができる釣堀があるみたい、そしてバーベキューも出来るみたい。

まずニジマス釣りにチャレンジ。
ここの釣堀は、なんかいい雰囲気。
設計の妙だろうか、単なる四角い釣堀とか、ただの楕円形の釣堀とかではなく、なんかすごくいい感じに配置された釣堀。
いや、釣堀の雰囲気よりも、とにかく釣れるかどうかが大問題。
30分×2竿で挑戦。

結果は5匹釣れました。
今回は、妻が3匹も釣り上げました。僕が1匹、娘が1匹、だったかな?
で、塩焼きにしてもらいました。
さばいて焼いてもらうためには1匹あたり300円払います。

しばらく待って自分達で釣ったばかりのニジマスをガブリ。
うまい!

続いてリンゴ狩りへ。
ブルーベリー狩りと迷ったけど、子供達にとって「いつも食べてるアレはこういう風に木になっているんだよ」ということを学ぶって意味では、リンゴのほうがずっと「いつも食べてるアレ」って感じだろうという判断。

今日は3種類のリンゴを狩ることができて、つがる、さんさ、あかね。
水道がところどころに準備されていて、そこにナイフがあって、皮をむいて食べることができる。
これってすごくいいなぁ。
皮ごとガブリとかぶりつくのは、そう何個もやる気にならないから。
あかねは、すごくなつかしい感じの味。昔はよくこの味のリンゴを食べたなぁ。
さんさは、甘さとすっぱさのバランスが最高。一番気に入った。
つがるは、うーん、やっぱり、さんさのほうが好きだなぁ。

リンゴですっかりお腹いっぱい。いや、リンゴとニジマスか。

ココのバーベキューを昼ごはんにしようと思っていたけど、もう十分だな。

ということで、いざキャンプ場へ。

松井農園のところからぐいぐい北上して、左折。
ちょっと行ってから右折。
そこからは舗装されていない砂利道をぐいぐい登っていく。
ラパンに荷物満載状態でこの砂利道の坂道を登っていくのはなかなか度胸がいるなぁ。
あぁ、なぜ四駆のラパンにしなかったんだろう。2駆ってこういうときに心配なんだよなぁ。

とはいえ、すぐにキャンプ場に到着。

受付で簡単な説明を受けて、いざ我がサイトへ。

3連休なのに、日曜日からの1泊参加なので、周りはもう全部テントが張ってある状態かと思ったけど、そうでもなかった。
どなたかのホームページで、サイトとサイトが樹木や段差で区切ってあるって読んでいたのだけど、まさにその通り。
ただのまっ平らの芝生の場所を、単に長方形で区切ってるキャンプ場とか多いんだけど、そういうのってすごくガッカリするというか、「これってキャンプ場っていうのか? っていうか、こういうところでキャンプして楽しいか???」って思うのだけど、このあさまの森キャンプ場はその真逆。

この適度なプライベート感、自然とたわむれている感、いいなぁ。
すごく気に入った。

そこまでヘビーなアウトドア派じゃないので、やっぱりこれぐらいにお隣さんが見える距離感が良い。
ちゃんとお隣さんが楽しくアウトドアライフを楽しんでいる姿を見ながら、でも、そこそこのプライベート感がちゃんとある。
ほんと、適度。
すばらしい。

買ったばかりのスノーピークのアメニティドームを設営。
お、やっぱり簡単。
日差しが強いわけでも、雨が降ってるわけでもないけど、いつものタープを立てて。
テーブル。
イス。
だいたいセッティング終了かな?

疲れたぁ。

子供達をキャンプ場探検へ。






ヤギ。



ハイジブランコ。これ最高。空を飛んでるみたい。
まさにあの、ハイジのオープニングのあのブランコのあの感じ。
子供のころからの夢がこんなところでかなうなんて!

子供達はこのまま遊ばせておいて、いざカレー作りスタート。
やっぱキャンプの基本はカレーでしょうってことで、今日はカレーに決めたのだ。
いや、単に考える時間とか余裕が無かっただけなんだけど。

妻がにんじん、玉ねぎ、ジャガイモを切ってくれたので、僕はいつものワンバーナーをセッティングして、料理するだけ。
ごはんは、あっためるだけのサトウのごはんのまがいもので手抜き。
肉を炒め、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、そしてトマト煮を入れて、水を入れて、あとはコトコト煮るだけ。

焦げないようにときどきヘラでかき混ぜる以外やることがない。
らくちん。
最後にルーを加えて完成。

まだ5時ぐらいだけど、昼ごはんをちゃんと食べていないし、今日はすごい早起きしたし、早く食べて早く寝るってことで、子供達を呼びにいきました。
娘はすっかり仲良くなった小学2年の女の子と遊んでいた。
セナちゃんという名前の子。アイルトン?

いただきまーす。

うまいうまい。

ちょっと作り過ぎかと思ったけど、全部きれいになくなりました。
子供達も「おいしい!」と言ってくれて、よかったよかった。


つづいて焚き火。

今回、僕が一番やりたかったことが、この焚き火。

直火NGってことで、ちゃんと焚き火台を持ってきました。
これも買ったばかりだけど、構造がシンプルなので使い方は簡単。
長く使うなら構造がシンプルなもの。

管理棟に車で行って薪と地ビール2本を買ってきました。うしし。
いつもの日帰りの河原遊びだと、どうしてもアルコールが飲めないので、今日こそは!です。

焚き火スタート。

火がちゃんとつくかなぁと心配だったけど、簡単に火がつき、あとは時々新しい薪を追加するだけ。



焚き火ってなんでこんなに楽しいのだろう。
ちゃんと火が燃えるように調整しているだけで、全然飽きない。

まだ明るいうちから始めた焚き火も、徐々に周囲が暗くなってきてとてもいい雰囲気に。

途中、妻と娘がシャワーを浴びに行き、続いて僕と息子。

子供達はテントで就寝。
生まれて初めてのテント泊だから、母親と一緒じゃないと寝付けないかと思ったけど、そうでもないみたい。
でも、その後、妻も就寝。
妻と子供達で、2つ連結したシュラフ。

僕は、のんびりと火の番。

赤ワインを飲みながら。


全部の薪を燃やし終わってから、火がちゃんと消えるのを待つ。
この間が寒かった。
昼は暑かったけど、さすが高原。浅間山ろくのすぐ近く。
寒い寒い。
でも、火がついた状態で放っておけないし、水をかけちゃうと、あしたの後片付けが面倒になるし。

やっと全部消えた。
周りではまだ宴の真っ最中。
だけど、テントへ。

買ったばかりのコールマンのシュラフにもぐりこむ。
妻と子供達はもうすっかり眠りの中。
よかった、ちゃんと寝付けたんだな。



朝4時半ごろ、雨が降りはじめる。
やばい、ってことで、イスとかテーブルとか焚き火スタンドとか、全部タープの下に移動。
ちょっと体が濡れちゃったけど、それほどでもない。

朝4時っていっても、きのう寝たのが9時ぐらいなので、すっかり目が覚めなかなか寝られない。

だんだんと強くなる雨。
こりゃあ、撤収が大変だな。
雨で濡れたままのテントをしまい込みたくないけど、雨は止むのか?

いつの間にかうとうとしかかった5時半ごろに息子がハイテンションで起床。
妻と娘も起きる。
やっと寝れそうだったので、しばらく起きずにいたけど、しかたなく僕も起床。

タープの下にいるぶんには、別に快適な朝なんだけど、何もできない。
妻と娘が雨の中トイレへ。
管理棟で傘を借りてきた。
その傘を使わせてもらい、僕と息子もトイレへ。



ま、とりあえず朝食作るか。
ソーセージを炒め、その後、目玉焼き。
これと牛乳、パンが今日の朝食。
コーヒーが飲みたいところだけど、準備してきていない。

9時半ごろには雨がやみ、子供達はまたブランコがあって、ヤギがいるあたりに遊びに行った。

まわりのお父さん達を真似て、タオルでテントについた雨をふき取ってみる。
たしかにこうしておけば、乾く時間はかなり短くなりそう。

ときどき日が差したりするんだけど、とてもテントが乾くほどではない。



帰りの高速道路の渋滞を考えるとなるべく早く発ちたいところ。
テントが乾くのはあきらめて、10時半ごろに撤収開始。

地面が濡れているので、地面に荷物を置いておけず、その結果、積み込みの順番にかなり制約があって、家で積み込んだときのようにスムーズにいかない。
まだ折りたたんでいないテーブルの上に荷物が満載なんだけど、そのテーブルを本当は一番最初に車に積みたかったりする。。。

けっこう時間がかかっちゃって、やっと荷物が全部車に積み込めたのは11時45分ごろ。

よく見りゃ、周りの人達の半分以上がすでに出発済み。
チェックアウトが12時なので、あたりまえと言えばあたりまえだけど、帰りの渋滞を考えるとあせるなぁ。

ところが、思う存分ブランコに乗りまくった子供達が両方とも「気持ち悪い…」と。

娘はこれまでにも何度も車で酔って吐いちゃってる人なので、これはマズイ。

急きょ、「じゃ、ニジマス釣り、やる?」
ということになりました。

そんなわけで、チェックアウト後、また松井農園へ。

管理棟にさようなら。また来ます。



あさまの森オートキャンプ場って、車で10分でこの松井農園があるというのは、かなり良いなぁ。
特に我々のような家族キャンパーにとっては。

ニジマス釣り。30分×2竿。
今日はエサをイクラにしてみた。
だって、あのもぞもぞ動く虫にぐちゅっと針を刺すのが昨日はちょっと気持ち悪くて…。
そのあとワイルドなアウトドアって状態だった昨日とちがい、今日はこのあと長い長い渋滞ドライブだし。



今日の釣果は4匹。
きのうより1匹少ないけど、一人一匹食べられるからOK。

もう昼ごはんどき。
なので、ここでバーベキューをいただくことにした。
牛肉とソーセージが入ってるセットが1500円。
豚肉のセットが1000円。
オニギリ2個、おしんこ、お味噌汁、そして激うまのリンゴジュースまで付いてる。
お肉も妙においしく感じたなぁ。
さっき釣ったニジマスも塩焼きにしてもらい食べました。
大満足。



すでに1時40分。
もうかなりヤバイ。帰りは渋滞覚悟。

子供達をトイレに行かせ、急いで車に乗り、高速に乗る直前でガソリンを入れて、いざ高速へ。

案の定の渋滞。
渋滞が始まるまでの1時間半を僕が運転。
渋滞のドライブが別に気にならないという妻に交代してもらって1時間半運転してもらう。
そして最後にまた僕が1時間ちょっと運転。
結局帰宅は6時になりました。

さすが3連休の最後の日の上り路線はハンパない。

帰宅後も、車からたくさんの荷物を家に運ぶお仕事があり、疲れた体にムチを打ちなんとかこなす。

あー、すげー疲れた。


けど、
初めて外でテントの中で寝て、しっとりとした森の空気の中で目を覚ます、そんな経験をした子供達。
きっとまたひとつ貴重な経験をしたんだと、そう思いたいなぁ。
ただの平らな土地の上に、テントを組み上げれば、そこが今日の寝場所になる。
それって、なんかすごいこと。

曇ってて満天の星空は見えなかったけど、家族で囲んだ焚き火も。


やっぱりキャンプは面白い。


疲れるけどね。













 ※あさまの森オートキャンプ場、つぎのGWにまた行きました。



























































































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