史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

板橋 Ⅲ

2016-12-10 10:17:55 | 東京都
(観明寺)
 中山道沿いにある観明寺は、暦応元年(1338)に創建されたともいわれるが、詳細は不明。板橋宿の寺として、多くの人々の信仰を集めた。
 境内に鎮座している出世稲荷神社と赤門は、もと加賀藩下屋敷に祀られていた三稲荷の一つで、明治になって陸軍造兵廠が建設された際、当寺に遷座されたものである。


観明寺


観明寺山門


加賀稲荷神社

 板橋宿の外側には水田と畑が広がり、南東部一帯は二十二万坪(約72.6ヘクタール)におよぶ加賀藩下屋敷が広がっていた。この下屋敷が板橋宿に移ってきたのは天和三年(1638)といわれる。維新後、江戸内の藩邸や武家地は全て官有地となり、加賀藩下屋敷も没収された。明治九年(1876)、広い敷地は陸軍に払い下げられ、火薬製造所が設けられた。これを機に、それまで農耕が主であった板橋に初めて工場が進出し、さらに軍の下請け工場が付近に集積することになった。

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