史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

宇都宮 Ⅵ

2015年09月12日 | 栃木県
(東刑部)


良眞禅定門
(増渕仙吉墓)


 増渕仙吉の墓である。墓地とも呼べないような藪の中にある。玉垣で囲まれており、官修墓地のようでもあるが、はっきりとは分からない。墓も半ば雑草で覆われている。
増渕仙吉は仙助とも。軍夫。慶応四年(1868)九月一日、会津火玉峠で負傷。十一月六日死亡。二十二歳(六十六歳とも)。以上、「幕末維新全殉難者名鑑」による。


増渕家之墓

 近くの墓地にある増渕家の墓の傍らにある墓標によれば、増渕仙助は明治元年十一月六日、二十一歳にて死去したと記されている。「幕末維新全殉難者名鑑」の記載と合致しているところと、異なっている部分がある。

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