このたび会津周辺の史跡を訪問するに当たり、改めて会津戦争をおさらいする意味でこの本を読むことにした。会津戦争の経緯については、よくまとめられている。これ一冊を熟読すれば、会津戦争の全体像がほぼ理解できるだろう。
これまで星亮一氏の著作は何冊か読んでいたので、一瞬同じ本をまた買ってしまったかと自分の本棚を確認してしまった。それほど星亮一氏の主張は首尾一貫しているとも言えるが、新しい発見はあまりなかったのも事実である。
ただ一箇所気になったのは、この記述である。
――― こうしてできた薩長藩閥政権が歩んだ道は、武力によるアジアへの侵攻だった。東西連合政権であったならば、明治以降の日本は他の民族にもっと配慮したハト派の政治が行われたに違いない
残念ながら、この本にはその根拠は示されていない。その意味で消化不良感が残る。できればどうしてそう言えるのか、論拠を示してほしいと思うのである。
これまで星亮一氏の著作は何冊か読んでいたので、一瞬同じ本をまた買ってしまったかと自分の本棚を確認してしまった。それほど星亮一氏の主張は首尾一貫しているとも言えるが、新しい発見はあまりなかったのも事実である。
ただ一箇所気になったのは、この記述である。
――― こうしてできた薩長藩閥政権が歩んだ道は、武力によるアジアへの侵攻だった。東西連合政権であったならば、明治以降の日本は他の民族にもっと配慮したハト派の政治が行われたに違いない
残念ながら、この本にはその根拠は示されていない。その意味で消化不良感が残る。できればどうしてそう言えるのか、論拠を示してほしいと思うのである。
久し振りに拝見した所、星亮一氏の本の感想があったので、コメントさせて頂きました。
私も植村さんと全く同じ箇所で引っかかりました。
個人的感情が強く出過ぎて読み辛い箇所の多い作家であると感じます。
WIKIでも同じ事が書かれているので、そう思ってるのは私だけではないようですが・・・。
コメントありがとうございます。
星亮一氏の本は、いずれも主張ははっきりしており、共感できる部分も多いのですが、とはいえ「歴史のIF」の話は何とでも書ける部分だけにそれなりの論拠を示して書いてもらわないと、ひっかかってしまいます。
同じ内容のものを出版し続けるのは
印象操作のやり口じゃないですか。
星自身が発信に対する質問に答えれなくて
はぐらかしてるのが現実ですよ。
よかったら星のHPから質問してごらんなさい。
会津プロパガンダがどんなものかよく解ります。
発信に対する史料の提示をお願いすると
さらによく解りますよ(笑)