史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

金沢 寺町 Ⅱ

2017-06-18 18:57:20 | 石川県
(妙慶寺)
福井市内の史跡探索を十四時半に切り上げ、レンタカーを返却すると、特急に飛び乗って金沢に移動する。家族とは金沢の宿で落ち合うことになっている。
八年振りの金沢である。前回も家族旅行であったが、あの時は息子が寝台特急に乗りたいというのに付き合って、移動が目的のような旅行であったが、今回は私たち夫婦の銀婚式と娘たちの卒業・進学、息子の二十歳の成人のお祝いという主旨で、金沢に集まることになった。
家族が集まる夕食の時間までに、八年前に行けなかった金沢市内の二つの寺院を回ることにした。一つは松平大弐の墓があるという妙慶寺。もう一つは宝町の宝円寺である。二つの寺は方向も違うので、自転車を使うのが効率的である。
金沢市内には観光客向けに「まちのり」というレンタサイクルがある。自転車を借りると最初に二百円がかかるが、その後はポートと呼ばれる駐輪場が市内十八か所に設置されており、三十分以内にポートに返却すれば料金がかからないというシステムである(逆に三十分を超えると、三十分ごとに二百円が加算される)。できるだけ多くの人に自転車を利用してもらおうという発想で考え出されたこの仕組であるが、利用者はポートから次のポートにいかにして短時間で渡り歩くかを考えながら行動しなければならない。一種のゲームのようなものである。しかし、妙慶寺も宝円寺もポートから離れている。わずかな時間もロスが許されない私は、結局ポートに自転車を返却することもなく、二時間余り一台の自転車を使い放しにしてしまったため、普通のレンタサイクルより割高になってしまった。前回(八年前)にも痛感したのだが、道路地図ではなかなか読み取れないが、金沢市街は結構アップダウンが激しく、場所によっては自転車ではかなり厳しい坂道もある。八年前の教訓がまったく生かされず、今回も自転車で喘ぎながら妙慶寺と宝円寺の間を移動することになった。
妙慶寺には松平大弐の墓がある。門前には「贈四位松平大弐墓道」と記された石柱もあり、それは間違いないのだが、墓地に入ると「松平家」の墓がたくさんあって、どれが大弐のものか特定できなかった。なお、当寺は松平氏の菩提寺であり、ミュンヘン・オリンピックで男子バレーが金メダルを獲得した時の監督松平康隆氏や我が国の初代国連大使松平康東氏などの先祖の墓があるそうである。
門を入って右手に松平大弐の顕彰碑があり、それに出会っただけで満足して妙慶寺をあとにした。


妙慶寺


贈従四位松平大弐墓道


贈従四位大弐松平君碑


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