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アルミから木の建具へ<杉並MY邸リフォーム>

杉並MY邸の築80年の部分にはできるだけ手を加えないようにしましたが、1カ所だけ大きく手を加えた部分があります。

この開口部です。建築当初はもちろん木製の建具だったはずですが、写真のようなアルミサッシュに変えられていました。

 

それを大きなペアガラスの木製建具に変えました。建築当初のことはわかりませんが、1枚がこんな大きな窓ではなかったと思うし、当然ペアガラスではありません。

 

作る順序を振り返ってみましょう。
まず、間口の大きさを多少変更したので、新たに柱を建て込みました。丸太梁との取り合いも手の込んだ仕事をしていただきました。

次に木製の枠を建て込みます。

 

ここまでは大工さんの仕事

 

枠が出来たら、建具屋さんの登場

 

工場で製作した建具をカンナで削って微調整します。

 

ピッタリと建て込まれました。監督さん、大工さん、建具屋さんのチームワークにより、建築当初の精神が蘇りました。

 

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新座SU邸2年検査

雨の土曜日、新座SU邸の2年検査にお伺いしてきました。

2年なんてほんとあっという間ですよね。

白い外壁は汚れやすいものですが、雨だれとかもほとんどなくとてもキレイでした。

 

アプローチの樹木もだいぶ育っていい感じ。雨で緑がいっそう映えます。

 

洗面は正面がガラスで右が鏡なんですが、建て主さんご自身の施工で外側の目隠し壁が完成!ライトアップ用の間接照明まで仕込んであるです。植栽も植わって朝からリゾート気分が味わえます。これはいいですね。

 

コタちゃんも自分専用のスペースでご機嫌です!

 

ご指摘事項は全くなく、新築とほとんど変わらず、キレイにお住まいでした。

住み心地も、快適に暮らしてます!ということで、良かったです。

 

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400年目の出会い<杉並MY邸リフォーム>

築80数年の杉並MY邸。後で増築された部分は新しい構法に依っていますが、要所要所には、現代の手仕事の跡も残して行きたい。トイレのカウンターもそのひとつ。

耳付きのケヤキの無垢板をそのまま使いましょうと言ってはみたものの、なかなかイメージに合う木がなく、新木場まで行って探すことに・・・。

向かった先は、新木場の鴨川商店 。

 

自分がイメージしたのは、耳(樹皮)のところがカーブしたケヤキ材。ところが、材木屋さんの話によると、ケヤキはまっすぐな木が多いので、なかなか樹皮が曲がったものはないとのこと。でも、とりあえずは見繕っておいたから見て下さいということで、建て主さん、監督さんと共に、置いてある現場に向かいます。

 

着いたとたん、えっ、これいいんじゃない?監督の戸谷さんが思わず指さしたのがこのケヤキ。

 

希望する木の形状の型紙を作っておいたんですが、ほぼピッタリ。電話でイメージは伝えてあったそうですけど、それにしても・・・。監督さんからも満面の笑みがこぼれます。材木屋さんGJ!

 

型紙を当てつつ、どういう風に木取りするかを検討します。

 

当然のことですが、大きいものを小さく切ることは出来ますが、逆は出来ません。事前のイメージに必ずもこだわらず、この木の個性を生かすことも大事です。本当はなるべく大きく使いたいんですが、場所の関係でそうもいきません。少し大きく木取りして、最終形状は現場で見極めることにしました。

 

この木の産地は愛媛県。樹齢は約400年。非常に目が詰んでいて、端の方には杢も出ている素晴らしい木です。目が詰んでいるというのは、厳しい気候条件の中でゆっくりと育った木なんです。さらに、原木のまま30年も寝かせてあったそうです。それだけ乾燥にも時間をかけているので、狂うこともまずないとのことでした。

 

時間がかかるだろうと覚悟していた割には、早々に「本命」が見つかったので、お店の中を一通り見せていただきました。

写真だと大きさが良くわからないと思いますが、中央の皮付きの木は樹齢約2000年のケヤキ!直径2mぐらいはありそうです。樹齢2000年って縄文杉ぐらいしか知りませんが、とてつもないですね。ちなみに、木は立っていた年数だけ持つと言われています。法隆寺は樹齢2000年の木が使われているから1000年以上平気で持っているんです。つまり、MY邸のカウンターはたかがトイレのカウンターですが、大事に使えば400年は持つんです。

 

これは何の木だったか忘れましたが、こういうのがゴロゴロしています。

 

天板になりそうな木もたくさん置いてありました。 

 

木は水に浸けておくのが一番いいそうです。水中乾燥と言ってアク抜きと割れ防止にいいんですが、何しろ場所、手間、時間がかかります。昔は各地にあったこういう風景も今やすっかり少なくなってしまいました。

 

最近は、外国からの買い付けが増えているそうです。なぜなら日本の木は四季折々厳しい自然環境の中を生き抜いているから。耐久性があり、表情も豊か。夏は暑く日照りにさらされ、冬は寒く雪の重みに耐え、強風や大雨に晒され、条件の悪い急斜面でも生き抜いて行かなくてはいけない。日本ほど気候や地形の変化に富んだ国というのは、世界的にも稀なんです。甘やかされた木はダメだと材木屋さんはおっしゃっていました。

木は生物です。400年という途方もない年月を生き抜いて来た命を我々は使わせてもらっているんです。そう考えると、自然素材は健康にいいとかそういう次元とは別のものも見えてきます。じゃあ、そんな大切なものは切らなきゃいいじゃないかと言われそうですが、確かに乱伐はいけません。しかし、現代人はただ生きているだけでも自然への莫大な負荷をかける存在だっていうことを、皆すっかり忘れています。人間も生命の一部なんですから、どんな命も必要な分だけありがたくいただくというのが大事なんです。欲望と無知がどれだけ多くの命を奪っているのかを現代人は単に知らないだけなんですよね。「見えない」環境破壊が着々と進行しているのは、「命のありがたみが見えない」のも大きいと私は思いますけどね。

ここへ来て本当に良かったし、建て主さんもお連れして本当に良かったなと思いました。

MY邸のトイレのカウンターは400年後、一体どうなっているんでしょうか。

 

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行ってきました「建築家・山田守の住宅」展

昨日、最終日、行ってきました「建築家・山田守の住宅」展

山田守は日本武道館や京都タワーを設計した建築家。正直、それらの印象から大雑把な建物をイメージしていましたが、実際は、大胆な中にも、細部は繊細で、住宅らしい工夫も随所にあって、好印象でした。

日本では建築物は「消耗品」扱い。この建物は1階と3階が増築され、当初の形とはだいぶ変わっているものの、1階はカフェ、2階はギャラリー、3階は御子息様の住居として、使い続けられていることも素晴らしいと思います。

それにしても、1959年からの青山界隈の激変は凄いですね。山田守は都市の高容積化も予測しつつ設計したということで、その辺も大いに勉強になりました。




詳しくはリンク先をご覧ください。

 
 

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勝つか?死ぬか?

 スポーツってそういうところ、ありますよね。死ぬ気で頑張れ!みたいな。自分はそういうのダメなんですよね。どうしても自分にブレーキをかけてしまう。かすみがうらマラソンでも見事に実証されてしまいましたね。

 もちろん、競技スポーツは別にして、趣味だったらそこまでやる必要はないでしょう。じゃあ、仕事だったらどうなのか。自分が所属している世界もシビアな世界で、決して大げさではなく、勝つか?死ぬか?みたいなところはあるんです。同業者で成功してる人でワークライフバランスなんて考えている人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

 自分がランニングを始めたのは、成功したけど早死にしてしまった方、成功の道半ばで亡くなった方、あるいはそこまで行かなくても体を壊してしまった方をたくさん見てきたから。おかげ様で、生活バランスや健康面は劇的に改善されましたが、仕事上で本当に成功したいならば、ワークライフバランスなんて考えている場合ではなく、その道で死ぬ気で頑張らなくてはとても成功なんておぼつかないのも事実なんですよね。もちろん、バランスを考えて、なおかつ成功できればベストなんですが、現実はそんなに甘いもんじゃない。

 自分は頑張っているつもりでも頑張りきれない。マラソンだけじゃなく、仕事でもそうなのかなと思ったりもします。

 今日も結構やらなくちゃいけないことが多いので、気持ちが高ぶっていて5時に起きてしまったんですが、早朝出勤ではなく、向かった先はやっぱり公園(^_^)。

 自然を感じながらの早朝ランは本当に気持ちがよかったです。タイムがどうとかじゃなくて、やっぱり走るのが純粋に好きなんだな。裸足ランもアスファルトを痛い思いをして走るのは苦手です。久しぶりに土トラックを裸足で走りましたが、とても気持ちよかったですね。

 もちろん、今から仕事ですが、いつもと同じ時間になってしまいました。

 

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夏涼しく冬暖かい家<断熱リフォーム@杉並MY邸>

そもそも、リフォーム(リノベーション)って何のためにやるんでしょうか?

○見た目を新しくする

○使い勝手を良くする

○設備を便利なものに入れ替える

○ついでに傷んでいる部分を交換する

一般的には、そんなご要望が多いですね。でも、大事なのは「表」じゃなく「裏」なんです。専門家としては、当然ご要望になくても、次のようなことを御提案します。

○耐震性の向上

○断熱性の向上と壁体内結露の防止

耐震性の向上については「絶対にやった方がいい」と強く推せば、だいたいOKがでます。費用的にも大抵はそれほどでもないですし。悩ましいのは断熱改修なんですよね。部分的にやってもやらないよりはましですが、やはり、すっぽり覆わないと効果は発揮しないので。床、壁、天井、窓、全てに手をつけることはなかなかできないからです。

今回も最初は断熱に関しては、出来る範囲で割り切るしかないのかなと思っていました。でも、築80年の部分はもちろん築50年の部分も無断熱だったので、部分的な対策だけでは寒い家のままです。そのことがずっと引っかかっていました。

やはりやるだけのことはやった方がいい。建て主さんとご相談をして、多少増額になっても少なくとも築50年の部分については全面的に断熱を追加することになりました。築80年の一番古い部分も天井裏だけは潜って施工してもらいました。

壁は羊毛、天井はポリエステルです。なんで違うのかって言うと、壁は工務店の在庫分を格安で入れてもらったんです。

 

床はスタイロフォームを根太間に入れています。床は改修部分に関しては、一回床を剥がして、根太もやり直して断熱材を入れました。結構手間なんですが、手際よくやっていただきましたし、費用的にも良心的でした。

 

南側の壁は以前は全て窓でしたが、耐震壁を追加し、窓は小さくしました。通常、合板は外側に貼りますが、今回は内貼りです。納まりや施工上の問題からそうしたのですが、壁体内結露を防ぐためには、その方がむしろいいんですよね。この上にさらにプラスターボードを貼ります。

 

外側は下地合板はなしで、透湿防水シートの上に杉板貼りですから、胴縁の隙間を空けなくても、湿気はどんどん抜けていきます。

 

この上にさらに浸透性塗装をかけます。

 

やり直した部分に関しては、ほぼ新築並み(平成25年基準)になりました。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせそうですね!

 

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柔らかな光を取り込む北向き窓の家<川崎SG邸リフォーム>

先日、エコガラスを使った断熱改修の事例として、板ガラス協会の取材を受けました。「柔らかな光を取り込む北向き窓の家」という素敵なタイトルまでつけていただきました。今週からWEBにアップされていますので、是非ご覧下さい。

http://www.ecoglass.jp/s_case/reform/detail/reform201703.html

 

 

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杉並の秘密の?古民家リフォーム・・・方針が決定!

杉並の秘密の?古民家リフォームですが、

解体がひととおり終わった段階で、想定とは違っていた部分について、方針を立て直しました。主に裏側の部分ですから、表面に出てくる部分はほとんど変わらないんですが。

 

基礎の立ち上がりがほとんどなく、土台がだいぶ傷んでいた箇所があったので、

 

基礎を新たに打設し土台をかさ上げしました。壁もやり直します。手前の柱も取ってしまいます。

 

ここは耐震壁となるので、基礎も新たに追加しました。

 

その上部には梁も新たに追加しました。

 

外壁側は既にだいぶ進んでいて、元々はこんな感じでしたが、

 

耐震性の向上のため、一部壁も足してサッシュも新しく交換しました。

 

今回手掛けているお宅は、最も古い部分は築82年の建物なんですが、その後増築を何度も繰り返していて、今回手を入れるのは主として後から増築した部分です。

元々あった部分は、造りもしっかりしているし、風情もあるので、できるだけそのまま残すことにしました。でも、現代の暮らしに合わせて変えて行かなくちゃいけない部分もある。何をどこまでやるか。その辺の「見極め」が大事なんですよね。 建て主さんと二人三脚で話を詰めています。

 

 あと、もう一つ重要な話がありました。続きは次回!

 

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世田谷YS邸2年検査

昨日は世田谷YS邸の2年検査

2年なんてあっという間です。1年振りに訪ねましたが、竣工時とほとんど変わらず、綺麗にお住まいになっていました。

 

 

梁も割れがほとんどなく、乾燥技術が年々進歩していることを感じます。割れても強度には影響はないんですが、やはり、今の人は木の割れには慣れていないので、割れるとクレームになりやすいんですよね。

 

壁の左官仕上げもほとんどが綺麗でしたが、1カ所だけ汚れが、、、

 

この子が犯人でした(笑)。あの場所でスリスリするのが、好きなんだそうです。

 

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建築学科の卒業30年会@開東閣

開東閣はJ.コンドル設計の名建築ですが、一般には非公開なので、自分も初めて訪れました。

30年も経つと皆、この建物のように風格が備わってきますね。先生方にも多数お越しいただきました。当時の先生方の年齢に我々も到達したわけですが、先生方の築いてこられた山の大きさに比べ、自分などほんの小さな山しか築けてないし、次の40年会でいい報告が出来るように、頑張らなくてはという思いを新たにしました。

311に開催したのは、偶然だったのですが、当時応援部主将の大山君のエールで締めた後、2時46分に全員で黙祷をしました。

その後、2次会、3次会と9時間以上も飲み続けたので、今日はぐだぐだです(笑)。

 
 
 
 
 
 

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