整体協会で新たに学んだことは「内観的身体技法」というものだった。
これは動法と内観の二つで構成される。
動法とは、日本文化、伝統芸能や武術および神道など宗教的行に伝わる所作(身のこなし)に見られる共通した特徴を捉え、その基本となる動作を行う。
例えば正座、中腰の姿勢、すり足など。
これにもいろいろな効能があるが、私には心が鍛えられる感じがした。集注力、忍耐力、心の平静などである。
内観とは、他者と同化しようとしたとき、同化したときに現れる感覚的な身体(内観的身体)
があることを経験し、この身体を集注によって変化させることを通じて私と他者の両者の身体を整える方法である。
この方法の説明の中で、感覚には二種類あると語る。
一つには識別の感覚。これは五感で捉えたことを脳の記憶によって、快不快、楽しいつまらない、綺麗汚い、良い悪いなど、分別していく感覚。
この感覚では他者は自分の外側に知覚され、他者が自分にとってどうかを判断認識するもので、これは意識の支配下にあり意識の内容に影響される。
もう一つが同化感覚。これは五感で捉えたことを脳を介さず身体で直に感じる。すると他者は自分の内側に知覚され、他者の感覚(身体で経験したこと)が自分に直接伝わってくる。
さらにまたこちらの身体で経験したことが他者に伝わる。これを感応というが、この感応の作用によって両者の身体が同時に整う。
ここに動法で経験した感覚が同化感応によって他者に伝わり、他者の心身に良い影響を与える効果がある。
そして私は、ファミリーコンステレーションで経験したことが、同化感応の作用であったと理解し、そこに人間関係と健康の問題を解決するヒントがあると掴んだ。
これは動法と内観の二つで構成される。
動法とは、日本文化、伝統芸能や武術および神道など宗教的行に伝わる所作(身のこなし)に見られる共通した特徴を捉え、その基本となる動作を行う。
例えば正座、中腰の姿勢、すり足など。
これにもいろいろな効能があるが、私には心が鍛えられる感じがした。集注力、忍耐力、心の平静などである。
内観とは、他者と同化しようとしたとき、同化したときに現れる感覚的な身体(内観的身体)
があることを経験し、この身体を集注によって変化させることを通じて私と他者の両者の身体を整える方法である。
この方法の説明の中で、感覚には二種類あると語る。
一つには識別の感覚。これは五感で捉えたことを脳の記憶によって、快不快、楽しいつまらない、綺麗汚い、良い悪いなど、分別していく感覚。
この感覚では他者は自分の外側に知覚され、他者が自分にとってどうかを判断認識するもので、これは意識の支配下にあり意識の内容に影響される。
もう一つが同化感覚。これは五感で捉えたことを脳を介さず身体で直に感じる。すると他者は自分の内側に知覚され、他者の感覚(身体で経験したこと)が自分に直接伝わってくる。
さらにまたこちらの身体で経験したことが他者に伝わる。これを感応というが、この感応の作用によって両者の身体が同時に整う。
ここに動法で経験した感覚が同化感応によって他者に伝わり、他者の心身に良い影響を与える効果がある。
そして私は、ファミリーコンステレーションで経験したことが、同化感応の作用であったと理解し、そこに人間関係と健康の問題を解決するヒントがあると掴んだ。