整体師の独り言  ウエダ心理整体塾のブログ

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体性感情

2017-06-20 11:32:50 | 身体の技法
ふと思ひ出した。

新たな発見ではなく既に知っていたが、私にとつては当然過ぎて概念を忘れていた。

体性感情とは、身体に投影された感情あるひは想ひのこと。



私の記憶では、20年ほど前にある治療師が発見した。

そして治療師の間で関心は持たれたが、果たしてそれを扱うべきかどうか、多くの治療師は考えた。

そして大半の治療師の下した決断は、「これは扱うのをやめておく。」といふことだつた。

それはやはり、身体の治療の範囲を超えるからであり、これをやりだすとクライアントとの関係が変わつてくることを恐れたからだ。

その決断は間違ってないと思ふが、それなら体性感情を抱える患者は診ないのかといふと診ている。

だがさうすると、患者の抱える体性感情が治療師の身体に乗り移り、治療師は体調を崩すか、気づかぬうちに感じ方、考え方に影響して、物の見方がネガティブとなり、運気を落とすことにもなる。



私はこれを扱うと決めた。

しかしそこに触れられたくない患者は敬遠する。

あるひは触れたとして、その扱い方がよく解つてなかつたので、多くの患者に迷惑をかけた。

生兵法であつた。

しかしその後、扱い方が解つた。

いとも簡単なことであつた。


体性感情を患者自身がまず自覚する。

それは過去の未完了の出来事の記憶、理性では終わつたことでも感情としては終わつていない。

背骨のどこか、顎、歯、喉、胸、水落、肩、腰、膝などに投影されやすい。

慢性の肩こり、冷えなどは大概、体性感情が投影されている。


自覚したら、それを嫌い排除するのではなく、認め受け容れる。

そして身体運動、身体表現を通じて放散させる。展開させ姿形を変えてゆく。

言い換えれば、感情を育て成長させる。

方法として一番良いのが活元運動。他、ダンスでも音楽でも、活元運動と性質が同じものならなんでも構わない。



それを観たくないといふ人も多いが、これは後生損することになる。

つまらぬプライドは、臭いものに蓋をして体裁をよくする態度は、返つて簡単に治るものを治らなくさせ、簡単に解決することを解決出来なくする。


自分で自覚さえすれば、何も家族にも友人に話す必要もなく、治療師やセラピストを煩わせることもない。

体性感情の放散、これは最良の心身の健康法かもしれない。



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