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学校の現場

2017-03-15 09:40:59 | 日記

 学校の現場をレポートするような記事はあまり見ません。これは10年以上前の話ですのでそのつもりで読んでください。それでもなんだか密告するようですが・・・

 学校は子供たちを預かり健やかに心身ともに育てる場所です。当然保護者や地域ともに密接に連帯して進めていくべきです。これらは建前です。現実にはそうは行きません。まず、連帯には開かれた学校が必要です。だれでも自由に参加できる現場です。しかし、安全は誰が保障するのでしょう。あの池田事件から学校の安全が求められています。 

言うのは簡単です。市教委や文科省から次々と通達が来ます。しかし、つぶれた塀や古い門は誰が直すのか?事件直後は急いで修理してくれましたが簡単に乗り越えれる施設はそのままです。安全と開放は矛盾するのです。お金と人を出して安全を確保して開かれた学校を指示するのなら解りますが・・・

結局現場に押し付け安全担当主任を設けるのですが、生活指導と兼任になり仕事がどんどん増えるのです。次から次へと新しい事態が出現するので文科省も手を打たなければならないのは解りますが?省庁は縦割りですから違う所から次々と指示が出されますが、集まる所は同じです。ですから最近は地域や保護者に学校サポートの集まりを作って分担してもらう動きが広まっているようです。しかし、困難校区は無理があります。僕は困難校を二つほど経験してきたのですが、それどころではなく中からの脅威の方に備えなければならないのです。

 話しがそれますが、困難校に限って有能な管理職が来てくれません。人事ですが、管理職は別系統で任命されるので能力とは関係なく派閥やコネで決まるのです。ですから厳しい所に無力な人が来易いのです。平の教師は事務局で決まるのであり程度実情に見合った人事がされます。

 話を戻して、安全を優先するのでますます閉鎖的になってきています。先生でも自由に出入りできないのです。子供たちは逆刑務所に入れられているわけです。さて学校の内部ですが小学校は担任制です。担任がほぼ全教科を教えるのです。大きな学校は教科制併用もありますが、少ないでしょう。いまでは各学年1クラスも多いと思います。僕は大規模困難校を歴任してきたので想像できません。日本で一番と二番の規模です。いまではそれも想像できないでしょう。一学年380人1クラス50人以上でですから。3000人以上いたのが今では三つに分かれて500人いないそうです。少子化は激しいです。学年主任そのまとめ役と日々の行事などの進行を担う教務主任と各主任(教科、保険。給食、生活など)その上に教頭です。そして学校全体の責任者として校長です。 この管理職ですが、実はほとんど権限がないのです。あるのは校内人事権だけです。それも放棄する管理職がいてたのには驚きです。これもある意味学校の体質と言えます。横並びでみんなで決めて傷の舐め合いですね。無責任そのもので組合が強いとか言うのではないのです。ほとんどの権限は市教委が持っています。校長は何かあった時の頭を下げる役です。せめて予算権でもあればいいのですが、校内で自由に出来る予算は消耗品ぐらいなのです。備品も市教委にお伺いをしなければなりません。教頭はもっと悲惨です。職員、保護者、地域と校長との間で調整連絡、指示、お願いをしなければなりません。サンドイッチ状態です。校長は校長会などからの市教委からの上意下達でいいのです。ただし、有能な校長はこの時すでに根回しをしお膳立てをします。そうなれば教頭はサンドイッチにならなくて済みます。それに予算も採ってくる人もいます。めったにこんな校長には巡り合いませんけど・・校長は学校の要なのです。しかし、自覚していない人は多いです。未だに飾り物でよいと思っている校長の場合、先生は悲惨です。トラブルに油を注ぐ校長もいるのです。言わなくてよいことをいい、言わなければならないことを言わない校長です。いない方が「まし」と思うことさえあります。先生も校長もお互い選べないのです。これからは有能な校長は減るでしょう。それは校長になるには教頭を経てからでないと試験を受けれないからです。いま、教頭試験を受けようと思う人が減っているそうです。現場で教頭の厳しい状態を見れば誰も受けようとは思いません。大阪市が民間からの採用で補おうとしたようですが、どうやら失敗のようです。僕はもっと役所の中の人材を使うべきだと思います。消防、税務、保険などの教育以外の管理職を活用する方が成功するのではないでしょうか。僕が仕えた校長で一番すばらしかった人は自治省から府教委に出て市教委にこられた方です。顔が広いのにびっくりしました。消防所長が校長室で最敬礼するからです。もちろん市教委の偉いさんもです。僕はいろいろな主任を兼務していましたが、スムーズに行くだけでなくトラブルや苦情はすぐ消えました。今思うと天国でした。次回は先生の資質についてです。

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