私は12年前の阪神淡路大震災のとき、神戸で2週間災害ボランティアとして活動して以来、中越大震災のときには新潟県小千谷市で、昨年の長野県の大洪水のときには諏訪湖畔の岡谷市で、被災された方々と力を合せて復興に取り組んできました。
●地震に強い家でないと生き延びれない
阪神淡路大震災では約6000名の方が命を失っていますが、なんとその内の約9割が自分の住む家に押しつぶされて命を失ったという悲しい事実があります。
●耐震診断調査費用を無料に
住む家が地震に強いのか、危険なのかを知るための専門家による「耐震診断調査」を受けやすくすることが必要です。
(現在は、費用の2/3、上限4万円まで 対象建築物:昭和56年5月31日以前に建築確認を取得し、建築された在来木造住宅(昭和56年6月1日以降に増改築されたものを除く))
*市職員による耐震診断は無料です。詳しくは、市ホームページをごらんください。
●耐震改修工事に低金利融資制度の創設を
万一危険な家と診断されたときには、すみやかに補強工事ができるように、工事費の助成(現在は、費用の2/3、上限100万円まで 対象建築物:昭和56年5月31日以前に建築確認を取得し、建築された在来木造住宅(昭和56年6月1日以降に増改築されたものを除く))だけでなく、低金利の融資制度の新たな創設を求めていきます。
●震災後より予防の方が安上がり
被害をより低くできれば復興のための予算が少なくてすみます。
震災のあとに予算をとるのではなく、予防を優先することで市民の命と財産を守ることができます。
●小中学校の耐震補強
長年急ぐように求めてきた小中学校の耐震補強工事は、ようやく新年度の土棚小の管理棟、早園小・綾西小の体育館の工事で完了します(文部科学省の基準にない渡り廊下は今年度耐震診断を行っていて、診断結果によって平成20年度に補強工事が行われる予定です)。体育館のガラスの飛散防止は2010年に完了予定です。引き続き災害に強いまち綾瀬、地震に強いマイホームをめざして取り組みます。
最新の画像[もっと見る]
- ◆包括的な生活困窮者自立支援体制の構築へ~長年求めてきた「あなたの〈困った〉に応える市政」へ一歩前進 5日前
- ◆帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成が4月から始まる予定です~最大20000円を助成 1ヶ月前
- ◆縄文中期の貴重な史跡「道場窪遺跡」を「市指定史跡」へと市が諮問~第2回綾瀬市文化財保護委員会を傍聴 2ヶ月前
- ◆縄文中期の貴重な史跡「道場窪遺跡」を「市指定史跡」へと市が諮問~第2回綾瀬市文化財保護委員会を傍聴 2ヶ月前
- ◆縄文中期の貴重な史跡「道場窪遺跡」を「市指定史跡」へと市が諮問~第2回綾瀬市文化財保護委員会を傍聴 2ヶ月前
- ◆綾瀬市が「市民プール(温水)」を作る方向に動きだしました~スポーツ推進審議会に市長が諮問 2ヶ月前
- ◆綾南小・綾北小のプール廃止~綾瀬市の学校プールが順次なくなってしまいます 2ヶ月前
- ◆学校給食費無償化を求めて市長に申入れ 3ヶ月前
- ◆学校給食の質の改善を要望し続けて、とりあえずここまで改善が進みました 4ヶ月前
- ◆学校給食の質の改善を要望し続けて、とりあえずここまで改善が進みました 4ヶ月前
「災害ボランティア」カテゴリの最新記事
- ◆デジタルで災害時のボランティア活動を支援する研修会に参加
- ◆熱海・土石流災害の救援募金へのご協力をお願いいたします
- ◆13日深夜の地震では、誰もが10年前の震災を思い出し震えたのではないでしょう...
- ◆台風15号による被災地(千葉県内)への支援のご協力お願いいたします! by綾瀬...
- ◆被災地支援“綾瀬発・釜石応援プロジェクト”に参加! 再生と癒されぬ傷跡、そして...
- ◆危険なブロック塀をなくすための補助制度が拡充されました!
- ◆西日本での記録的豪雨で死者行方不明あわせて160名超えに!? どう支援を行え...
- ◆3月8日の水害地でマンホールの周辺が陥没! 緊急に安全対策を行いました
- ◆最大時間雨量71ミリ(積算雨量185ミリ)の豪雨のため各所で被害発生
- ◆「女性の視点からの防災対策」などの講演会で多くの示唆をいただきました