浜田剛史のタイトル奪取から30年

 今から30年前の今日86年7月24日に両国国技館で行われたWBC:Jウエルター級タイトルマッチで挑戦者の浜田剛史が、王者のレネ・アルレドントを1R3:09でKOしタイトルを奪取した。 浜田はKOキングと言われながら強打者ゆえの拳の骨折に再三ブランクを作っていたが日本&OPBFタイトルを取り満を持して世界挑戦となったものの、王者アルレドントは41戦39勝37KOという破格のハードパンチャーで将来のスーパースター候補の1人だから21戦19勝18KOと強打を誇る浜田とて荷が重いと思われていた。 当時の日本ボクシング界は3月に世界王者がいなくなった事もあり浜田に対する期待は大きく、前年に新装なった両国国技館で行なわれる最初のボクシング興行だったが思えば かつて同じ両国の地にあった日大講堂でジムの大先輩である大場政夫の世界戦全試合が行われていた。 . . . 本文を読む
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ウルトラセブンのフォーマットは素晴らしい

 円谷プロが今から50年前に製作したウルトラQはバランスの崩れた世界を映像化して怪現象の中の1つとして怪獣が登場するものだったのが、ウルトラマンでは登場した怪獣を倒すヒーロー・ウルトラマンと怪獣被害から人類を守る科学特捜隊の存在が描かれていた。 しかしウルトラマンはバルタン星人やザラブ星人といった侵略宇宙人より怪獣が多いため普通に生存している怪獣を倒す事への理不尽さを指摘されたりしたからか、ウルトラマン終了半年後に始まったウルトラセブンでは侵略宇宙人が基本的な敵となって怪獣は侵略宇宙人に操られる存在になった。 そしてセブンのパターンが巨大特撮ヒーローの必勝パターンになったのである。 . . . 本文を読む
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