出版UD研究会ブログ

本にかかわる仕事をしている人と多様なニーズをもつ読者が、読書のユニバーサルデザインについて考える広場です。

4月25日(金)第43回出版UD研究会開催のお知らせ

2014-03-19 17:35:48 | シーズン6

第43回出版UD研究会
テーマ「特別な支援を必要とする子ども・学生の立場から合理的配慮のあり方を考える」

プレゼンター:近藤武夫さん(東京大学先端科学技術研究センター准教授)



・日時:2014年4月25日(金)18:30~21:00(受付開始18:00)
・参加費:700円(資料代・情報保障代として)
・定員:100名(申込先着順)
・パソコン要約筆記を用意いたします。

・会場:東京しごとセンター地下講堂
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-10-3
http://www.shigotozaidan.or.jp/logo/AccessMap.jpg
・交通機関:JR中央線「水道橋駅」西口徒歩5分、「飯田橋駅」東口徒歩7分
東京メトロ有楽町線・南北線「飯田橋駅」A2出口徒歩7分
東京メトロ東西線「飯田橋駅」A5出口徒歩3分、「九段下駅」7番出口徒歩8分

【概要】
 これまで、教科書・教材のアクセシビリティをはじめ、障害のある子どもや学生を支援するための取り組みがさまざまな形で続いてきましたが、法的な根拠があいまいだった面もあり、必ずしも充分ではありませんでした。
 しかし、2006年に採択された国連障害者権利条約(日本は2014年1月に批准)の中に「合理的配慮(Reasonable Accomodation)」という概念が盛り込まれ、「障害のある人への差別的取り扱いを禁止し、合理的配慮の提供を義務づける」という国際的な潮流が生まれ、大きな裏づけを得たことになります。
 さらに国内法として、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(通称:障害者差別解消法)」が2013年6月に成立し、2016年4月1日からは、公立学校・大学や、学校図書館・大学図書館・公共図書館など公的機関において一定の義務が発生することになりました。
 今回プレゼンターをお願いする近藤武夫さんは、障害のある子どもたちの学習支援・生活支援を通して、大学や学校における「合理的配慮」を実現するための研究実践を続けています。
 このたび、障害学生支援を進めている学校関係者を中心にした「障害学生支援全国協議会(仮称)」の設立準備会が発足し、教科書・教材や読書のアクセシビリティについて、従来の学校や図書館単位だけではなく、連携型の取り組みが期待されます。
 近藤さんには、障害者差別解消法に施行に向けて、「合理的配慮」についての考え方をわかりやすく解説していただくとともに、障害のある子どもたちの学習や読書を支援していくための具体的なアイディアをプレゼンしていただきます。
 休憩をはさんで、後半は参加者間でのフリーディスカッションの時間も設けます。

【申込み方法】
 当研究会は、会場のスペースの都合から、事前申込み制にしています。
 参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、1:お名前、2:ご職業と(あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)をご記入のうえ、 メールでお申し込みください。
ud43@ud-pub.org
 なお、 当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布をご希望される方はお書き添えください。
 定員は100名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお願い申し上げます。
(返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)


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