新・空と鷹と鉄の間に

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サボの塔?

2017-01-26 19:59:55 | 鉄道
東北本線黒磯駅といえば、直流電化と交流電化の境界駅であり、青春18きっぷで旅をすると必ず乗り換える駅で、普通電車を乗り換えた経験のある方も多いと思います。そんな黒磯駅の改札口付近にはこんなものがありました。


電車の側面についている行き先を表示する板。サボとも呼ばれ、かつてはホーロー板を電車のサボ差しに入れて表示していました。今みたいに色々な表示が出るわけではなく、ただ単に運転区間を表したもの。しかしながら両面に表示が書かれており、さらには電車のどちらにつけるかもわけられていました。写真でも上野↔︎宇都宮と宇都宮↔︎上野と同じようなものがありますが、電車の右側につけるか左側につけるかの違いで、常にその方向に表示された駅があるようになっています。そして終着駅では係員が入れ替えている光景や、ホームの隅に整理して置かれていました。
黒磯駅は上野からの電車の終着駅。かつてはサボの入れ替えも行なっており、常備していたのでしょうが、行先方向幕やLED表示になって無用のものとなり、駅の在庫をこのようにして展示しているものと思われます。
湘南新宿ラインの前身の池袋行きや通勤快速もあったのでJR化以降のものでしょう。綺麗なのはJR化後程なくして行先方向幕が装備されたので使用期間が短かったせいだと思われます。普通の人にはなんだかよくわからないと思いますが、テツはこういうのにも反応してしまいます。

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