新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

岡山・広島の旅〜7

2024-02-28 19:46:43 | 旅行
2/11の朝、7時ごろにホテルをチェックアウト。岡山駅へと向かいます。

昨日までの予定では岡山0823発名古屋始発のひかり531号に乗車する予定で指定券も確保していましたが、指定券を買う段階で残席少で、A席しか取れていませんでした。ひかり号は外国からの旅行者で混んでいるのだろうと予測し、0809発のみずほ603号に変更するつもりで早く出てきました。みずほ号も博多までは残席少でしたが、福山までなので余裕で指定が取れました。指定席を確保してから朝ごはん用にパン屋でパンを買ってホームへ出ます。

ホームに出ると0750発のこだまレールスター837号が停車していました。

700系レールスターに反応してしまうのは東日本民には仕方のないこと。後から考えればこのこだまレールスターに乗ってもよかったかもしれません。

こだま号の後、名古屋からやってくるのぞみ271号を見送り、0809発のみずほ603号の指定席に乗ります。みずほ号のN700系7000/8000番台は指定席車両は2-2の4アブレストで、グリーン車並みに座席が広いので山陽区間で乗ればお得感があります。とはいえ福山までは16分の乗車。300km/hで疾走するのでパンをかじっているとあっという間です。

福山には0825着。マンホールカードを配布している観光案内所は9時に開くのでそれまで少し時間があります。

そこで福山城へ行ってみることにします。

行ってみるとはいえ、福山城は駅前優良物件。福山駅から徒歩0分の場所にあります。まあ城跡に山陽本線は敷設されて駅ができているので駅前城跡になったのは後付けですが。

福山城は江戸初期の1622年に築城された城で、江戸幕府による一国一城令発布後に築城された、新規築城の近世城郭としては最後の城郭となっています。明治以後本丸以外が破壊され市街地になったため現在は本丸が残るのみで、さらに戦時中の空襲で残存していた天守や月見櫓などが消失してしまったため、伏見櫓と筋鉄御門が江戸時代から残存する建物となっています。写真の天守は1966年に復興されたコンクリート造の建物になって資料館になっています。焼失前の福山城の天守は北側に防御のための鉄板が貼られていた全国唯一のもので、築城400年を迎えた2022年の大修理の際に貼られていた鉄板が復元されています。そんなことはすっかり忘れていて見るのを忘れていました。

こちらは手前が再建された鐘櫓、奥が重要文化財にも指定されている伏見櫓。伏見城から移築されたものと言われていた櫓で1953年の解体修理の際に梁に「松ノ丸ノ東やくら」という墨書きが発見され、伏見城から移築されたという重要な証拠となっています。現状伏見城から移築された物証のある唯一のものとなっています。

こちらも現存してる筋鉄御門。本丸の正門に位置する櫓門となっています。こちらから降りるとちょうど福山駅へ出ることができます。

9時になったので駅へ戻って観光案内所でマンホールカードをいただきます。絵柄はカープ坊やと福山城。福山は広島県でしたね。マンホールカードをいただいて自由席特急券を買って三原へ移動します。

福山0919発こだま841号は500系での運転。500系をみるとやはり反応してしまいます。

長い鼻を持ちシュッとした印象の500系はこだま号専用になってからも人気者です。新幹線で300km/h運転をはじめて行ったのも500系のぞみ。1997年の登場なのでもう20年以上前のことなのですね、

500系といえばこの丸っこい車体です。3-2の新幹線標準の席配置ですが、コンセントがついていないのがひと時代前の新幹線といった感じ。引退の話も出ているのもやむを得ません。

福山から三原までは2駅。こだま号でも20分ほどで着いてしまいます。ちなみに岡山ー福山間も2駅ですがそちらは指定席をとって、福山ー三原間は自由席なのは、福山ー三原間は隣接駅特定区間で自由席特急料金が870円だから。新尾道が挟まっていますが、特定区間は新幹線開業時の隣接駅間で設定されており、のちに開業した駅を含む区間でもそのままになっています。岡山ー福山間の新倉敷駅は残念ながら博多開業時からの駅なのでそのような扱いにはなっておらず、指定席特急料金から530円引きの値段になっています。

岡山・広島の旅〜6

2024-02-26 19:21:10 | 旅行

岡山・広島の旅と言いながらJR四国の駅名標が出てくるのはなんとも不思議です。この時自分でも、なんで四国にいるんだろうと思っていました。そんなことを考えながらも岡山ゆきの特急南風18号を待ちます。

丸亀1603発岡山ゆき特急南風18号はアンパンマントレインで到着しました。1号車の指定席に乗ります。

デッキに入るとアンパンマンの仲間達がお出迎え。

そして車内はアンパンマンワールド全開です。この1号車の指定席部分は「アンパンマンシート」として販売されており、指定券も「南風18アンパンマン」となっています。壁面・天井はもとよりロールカーテンもアンパンマン。

座席にもアンパンマンとその仲間達の顔が描かれており、お子様には非常に楽しい車内となっています。乗車した列車にも祖父母と孫家族が乗っていました。子供よりおじいちゃん、おばあちゃんが興奮しているのは微笑ましい限りです。

ここまでアンパンマン仕様の列車を走らせているのは、JR四国の運行地域の高知県高知市が原作者のやなせたかし氏の出身地であり、また同氏のふるさとである高知県香美町に香美町やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムがあることから、土讃線の利用促進のため2000年より土讃線特急南風号で運行を開始しています。運行開始より人気があり、やなせたかし氏の「鉄道で四国をアンパンマンワールドに」との意向により予讃線、高徳線、徳島線、瀬戸大橋線へと展開してゆき、現在は土讃線特急南風号、予讃線特急しおかぜ・いしづち号、宇和海号、徳島線特急剣山号、瀬戸大橋アンパンマントロッコ号が運転されています。また高知市の路面電車とさでん交通や、アンパンマンミュージアムへの路線バスにもアンパンマン電車やバスが運転されています。

車内以外は特に変わりはないので、瀬戸内海を渡る風景を見ながら走ります。ディーゼル特急なので騒音を低減するために瀬戸大橋区間はゆっくりと走ります。本州に入り本四備讃線を走って岡山へ。終点岡山到着前にアンパンマンの案内放送が入って1641に岡山に到着。

岡山到着後にホームを変えて2分前に到着していた出雲市からの特急やくもを撮りに行きます。スーパーやくもリバイバルカラーの電車なので撮り鉄に混じって、お邪魔にならないように撮ります。やくも号を撮影して駅を出て、ホテルへ戻る前にもうひと頑張り。駅前の路面電車乗り場から電車に乗って城下電停へ。

17時を回った頃ですが、まだまだ日が落ちるまでに時間がありそうなので、岡山城へ。

岡山城は戦国大名の宇喜多氏によって築城され、宇喜多秀家により整備されています。関ヶ原の合戦の後、西軍についていた宇喜多氏から小早川秀秋に与えられています。小早川氏断絶後は池田輝政の次男が入府し、以後、岡山は池田氏の系譜によって統治されています。岡山大空襲により天守は焼失してしまったため、現在の天守は外観を復元したものですが、不等辺五角形の形状をした天守は焼失前の天守の外観を再現しています。

正面から見ると形はよくわかりませんが、旭川の川畔から見るとややいびつな形状がわかり、天守が不等辺五角形であることが理解できます。

こちらは寛永年間に建てられ、現存している月見櫓。重要文化財になっています。

岡山城天守は現在は資料館になっているので、中には入らず外観だけ見て城を後にします。岡山城から県庁前電停まで歩いて行き、電停のちょっと先にある岡山の百貨店天満屋に寄って夕食でも買おうかと思いましたが、あまり食指の動くものがなかったので、県庁前電停へ戻り路面電車に乗って岡山駅前へ戻ります。

電停近くの商業施設内のスーパーで夕食を買ってホテルへ戻ります。路面電車の走っている町はやはりいいですね。

岡山・広島の旅〜5

2024-02-25 19:38:35 | 旅行
倉敷駅へ戻り児島へ向かいます。

倉敷駅から児島駅までは下津井電鉄バスに乗ります。直近に出発する1240発のバスに乗車。バスは倉敷駅を出ると倉敷市街地を迂回するように走ります。

倉敷アイビースクエアの近くを走ると突然車窓に犬の群れが。何事と思い見ると、屋根の上にビクターの宣伝用のビクター犬の群れ。後で調べて見ると倉敷貯金箱博物館というそうで、昭和の頃の貯金箱やおもちゃなどが展示されているようです。ちょっとびっくりしました。
アイビースクエアの近くを通るということは倉敷美観地区を通るということ。バスは先ほど写真を撮っていた橋を渡り倉敷川沿いにでます。その後は児島へ向けて走りましたが、意外に時間がかかり1時間ほどバスに揺られましたが、途中のバス停で乗り降りがあるとはいえ終始乗客は数名といった程度でした。

児島駅には1345ごろに到着。駅中の観光案内所でマンホールカードをいただいて、自由席特急券を買ってホームに出ます。児島からは1355発の特急しおかぜ13号松山ゆきに乗って瀬戸大橋を渡ります。

児島はジーンズの街として有名になっており、駅のエレベーターもジーンズの柄になっていました。
しばらく待って到着した特急しおかぜ13号は連休初日ともあって2両の自由席はほぼ満席。仕方がないので一番後ろの運転席そばのデッキで瀬戸大橋を渡ることにします。

しおかぜに使われているJR四国の8000系電車は振り子式特急電車で、6両と3両で構成されています。中間に入る運転台は貫通式の構造になっており、仕切りの窓も大きいので前面展望を楽しむことができます。最後尾なので後面展望ですが、鷲羽山トンネルを抜けて下津井瀬戸大橋に入ると、トラス構造に覆われた軌道の風景を楽しむことができます。
道路、鉄道併用橋の瀬戸大橋は上部が瀬戸中央自動車道、下部がJR本四備讃線となっており、鉄道部分には新幹線も敷設できる構造になっています。現在は本四備讃線が中央部分に複線で敷設されていますが、四国新幹線が実現する折には左右に在来線と新幹線が敷設される新在併用橋となります。

車窓を見るとトラス部材の合間から瀬戸内の風景と瀬戸内海を行き交う船が見られます。

瀬戸大橋からの景色を堪能しているとあっという間に四国上陸。四国へ上陸するとわずかにカーブをして後ろからは今まで渡ってきた瀬戸大橋が見られます。南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋の吊り橋が見えます。

岡山と高松の分岐駅、宇多津に1408に到着。

ここで列車は5分停車してうしろに高松からの特急いしづち13号を連結します。ホームに降りるとすでに貫通扉が開いていました。

やがて高松からの特急いしづち13号が誘導信号によって同じホームに到着。連結作業を行って8両編成で松山へ向かいます。宇多津駅での分割・併合は日常的に行われており、しおかぜ・いしづちの他、高知特急の南風・しまんと、さらには南風と徳島ゆきうずしおの3列車が分割・併合を行なっています。
いしづち号の自由席は空いていたので移動。とはいえ席についてわずか8分の乗車で多度津で降りるので、あまりゆっくりはしてられません。

1422に多度津駅に到着。多度津駅は予讃線と土讃線の分岐駅でJR四国多度津工場もある鉄道の街です。多度津町でもマンホールカードを配布しているのでいただきにきたのですが、5年前に四国旅行した時に候補に入っていましたが、時間の都合で訪れることができず、今回5年越しの訪問となりました。5年前は駅から離れたところにあった多度津町役場でしたが、5年も経つと役場が駅のそばに移転してきていました。
マンホールカードをいただいて駅へ戻り、2駅戻る丸亀へいきます。が、先発列車は特急列車の南風号。待合室で時刻表をめくって先の行程を調べると南風号に乗って頑張ればもう1箇所行けそうです。わずか2駅、4分間のために自由席特急券を購入。とはいえJR四国は25kmまで450円で自由席特急料金を設定しており、気軽に乗車することができます。

岡山行き特急南風16号にのって丸亀に1502に到着。30分ほど後の高松行き普通列車に乗るので、駅前のご当地郵便ポストも早々に見てから駅からちょっと歩く丸亀城へ向かいます。

丸亀城へ早足で歩いて向かううちに急に疲労感が襲ってきました。朝から歩き回っているので当然です。疲労感を感じたので普通列車に乗るのは諦めて、特急南風で岡山へ戻ることにして歩く速度を緩めます。丸亀城は現存12天守のある城ですが、かなり上にあることと以前に見学したことがあったのでマンホールカードだけもらって戻ります。

新しくなった丸亀市役所の前の歩道に綺麗な状態のご当地マンホールが。丸亀のうちわと丸亀城をモチーフにしています。

のんびりと駅まで歩いて戻ると駅前広場の一角にポケモンマンホールがありました。ヤドンと丸亀城、うちわです。
結局駅へ戻っても1535発の高松行き普通列車に間に合いましたが、特急南風18号の指定席特急券と広島までの乗車券を買ったりします。
 

岡山・広島の旅〜4

2024-02-20 20:21:23 | 旅行

岡山から20分ほどの乗車で倉敷駅に到着。想定通りほとんどの乗客が倉敷駅で下車して、改札はちょっとした混雑になっていました。駅を出てから水島臨海鉄道倉敷市駅へ。ここでマンホールカードをいただきます。水島臨海鉄道は乗っていないので、乗って行きたいところですが、時間も限られているので入場券を買って出ます。

駅前の道路に水島臨海鉄道の車両が描かれたマンホールがありました。ここから観光地の倉敷美観地区へ向けて歩いてゆきます。先ほど降りた人たちはほとんどが目的地へ向かっていったようで、道は非常に空いていました。途中のあちてらすにあるホテルのフロントへ行きこちらでもマンホールカードをいただきます。途中で地図を見ると裏道からもいけそうなので、誰も歩いていない裏道からアクセス。

裏道を歩いていると不意に賑やかな商店街に出ました。この辺りから倉敷美観地区が始まっているようです。

路地へ入るとなんとも風情のある道。人もほとんど歩いていないのでのんびりと歩くことができそうです。

こちらは倉敷市倉敷物語館の脇道。長屋門とその奥の蔵がいい景観です。この倉敷物語館では学生の演劇サークルが公演をしているようで、学生さんがしきりに勧誘していました。


メインの倉敷川沿いへ出るとさすがに観光客が多く歩いています。ちょうど春節の時期なので中国系の方が多くおり、記念撮影に勤しんでいました。

ちょっと空も曇っていますが、風もなく水面に景色が映っています。
この倉敷美観地区は倉敷川畔伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代に天領であったこの辺りを治める代官所が置かれ、倉敷川沿いに物資が集散し発展したことから蔵のある商家が立ち並び姿が残っています。
ぶらぶら歩きながら蔵の街を散策していると旧倉敷町役場の倉敷館が対岸に現れます。とりあえず写真を撮ってから橋を渡り倉敷館観光案内所でマンホールカードをいただきます。わずかな距離で3種類とは効率がいいです。

こちらがいただいたマンホールカードたちです。
稚内市もすみっこぐらしとコラボをしていましたが、倉敷市もすみっこぐらしとコラボしてい多様です。すでに期間は終了していましたが、倉敷館の館内にはポスターが掲示されていました。

観光客が多いので写真を撮るのにも気を使います。なるべく柳を入れて目立たないように撮っています。

川には手漕ぎの船が観光客用に浮いていて、それもまた景色になります。
ちょうどお昼時なので、何か食べようとも思いますが。さすがは観光地。あちこちでお昼を食べようとする行列ができています。行列してまで食べようと思う気もないので駅へ戻ることにします。
駅への帰りも裏道を通って帰ります。ほとんど人がいないので建物を見ながらぶらぶら歩きます。通りの写真を撮ろうと思ったらちょうど観光用の人力車が通りました。絵になりますね。

岡山・広島の旅〜3

2024-02-19 20:14:15 | 旅行
津山駅前に出ると駅前広場にC11型蒸気機関車が保存されていました。朝日を浴びて輝いていました。

駅前の地図を見て方向を確認して歩き始めます。津山駅は津山市中心街とは吉井川を挟んでいるので、吉井川を渡り、川岸を歩きます。冷え込んでいて寒いですが、歩いているうちにあったくなるだろうと思いながら歩きます。

こちらは知新館という建物。第35代内閣総理大臣平沼騏一郎氏の別邸で、現在は津山市が管理しています。

しばらく歩くと目的の津山市城西重要伝統的建造物群保存地区にやってきました。ここは津山城の西側にあたり、城下町として整備された地割りがよく残っており、商家町や寺町が形成されています。出雲街道沿いに商家が立ち並んでいます。いわゆる背割り町となっており、道路の両側が同じ町内というスタイルになっています。写真のような古い商家建築が残っていたり、間口の狭い商家があったりと江戸時代の城下町そのままが残っていました。

近くには出雲大社美作別院があったので、ご挨拶を兼ねてお参り。出雲大社美作別院から津山城の方向へ地図を見ながら歩いてゆきます。街中にも古い建物が残っていたり、商店街があったりと見て歩くには楽しい町です。


津山城は津山藩10万石のお城で城郭は平山城で日本三大平山城(津山城・姫路城・武蔵松山城)の一つに数えられています。現在は石垣しか残っていませんが、往時は77もの櫓が立っており、その数は姫路城や広島城をもしのぐものだったそうです。石垣の上には再建された備中櫓と土壁があります。さすがにお城に登る時間はなかったので、1段目まで登って石垣を眺めて降りてきました。

お城の下には旧市庁舎を転用した津山市郷土資料館が。こちらで津山城の復元模型が見られるようですが、9時の開館前だったので外観を見るだけにとどめます。郷土資料館の隣にある津山観光センターの開館を待ってマンホールカードをいただきます。

マンホールカードをいただいてゆっくりのんびりと津山駅へ戻ります。さすがに1時間近く歩き通しは疲れました。津山駅で次の目的地の倉敷まできっぷを買って改札口を通ります。

改札口を通ってホームへ行くと0956発岡山ゆき快速ことぶきになる車両が回送列車で入線してきました。津山には旧津山鉄道部の車両区があり、現在でも折り返し業務を行うために車庫の機能があります。旧津山機関区の扇形機関庫も存在し、津山まなびの鉄道館として利用されています。国鉄型気動車を中心に車両が保存されているので見学したいところでしたが、時間も限られているのでまたの機会とします。

津山駅のホーム上屋も昔ながらのホームの上屋。ローカル駅のホームといった雰囲気が漂っています。そこの停車する国鉄型気動車も絵になります。
帰りは車端部のボックス席に座りますが、発車までのないだに続々と乗客がやってきて立ち客も出るほどの混雑。休日の午前中に岡山へ向かう需要でしょうか。発車すると車端部ともあり揺れること揺れること。しかもそこそこのスピードを出して走ってゆくので、なかなかワイルドな乗り心地です。岡山まではおよそ1時間。停車駅ごとに乗客は増えてゆき、ローカル線とは思えない混雑で岡山に到着。ワイルドな乗り心地でしたが、途中ウトウトしていたようで気がついたら岡山でした。

岡山には1102に到着。3分後には出雲市行きの特急やくも9号が発車。やくも9号は381系国鉄特急色で運転されるので急いでホームをかえて写真を撮りに行きます。なんとか間に合い記録することだけはできました。撮り鉄に混じって撮影をして見送り、ふと後ろを振り返ると

8000系しおかぜアンパンマンと2700系南風アンパンマンが並んでいました。こちらは小さなお友達に人気のようです。1105発の高知ゆき特急南風7号と、1135発松山ゆき特急しおかぜ9号が、アンパンマン列車で運転と注釈が入っているので、毎日のように繰り広げられる並びです。

特急やくもを見送って1110発の三原行き普通電車に乗って倉敷へ向かいますが、電車が到着前から乗車位置には大行列。いまや残り少なくなった113系電車4両編成が到着すると、車内はこれまた大混雑でした。なんとか乗り込んで倉敷へと向かいます。周りの乗客もおそらく倉敷まででしょう。