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UltimaOnline (主に)Mizuhoシャードでの活動記です。真偽のほどは曖昧です。

書籍のむしくい現象の研究と対策

2009-07-11 12:34:34 | 本棚地獄
UO本作家の皆様を悩ます「むしくい」現象について、
ある程度、原因と対策を絞り込むことが出来ましたので
ここで報告をさせていただきます。

なお、本件はまだ研究段階にありますので、
この記事では全てを網羅していないと思われます。
ご注意ください。


◆「むしくい」とは?

本を閉じる寸前のページとページの隙間に潜んでいるといわれる「境界」の妖怪。
文章の末尾を好物としており、時おり文末をかじりとるといわれておりおいしそうな小説ほど狙われるといわれている。
民俗学の研究者により、徳之諸島に棲息する書籍を害するといわれる害虫(death watch beetle)がその正体であると指摘されたことがあるが、文字のみを害する「むしくい」の習性と異なるため、同一と見なすのは時期尚早ではないか、むしろ別の意味での虫なのではないかという意見も多く、いまだ結論には至っていない。
多くの作家や記述者を悩まし続ける静かな殺し屋である。


◆むしくい現象の実例と発生条件

1. ページ末に余裕があるので文章を前詰めしよう。


2. 文章を前詰めしたよ!さぁ、本を閉じて保存するよ。


3. 開きなおすと・・・あれ?移動した文章が「むしくい」されてる!


以上のような数々の検証実験の結果、
「ページをまたいで文章が移動するケース」において、
意図的に現象を再現させることに成功した。

観測(1)
[文章の削除]
文章の一部を削除したときに「隣のページから前のページに移動した文字列」は非常に高い確率で消滅することが確認された。

観測(2)
[文章と改行の挿入]
文字列や改行の挿入によって「今のページから次のページに送られた文字列」はむしくいが発生しない可能性が高い。

[補足]
なお、文字列の挿入でずれた文章の改行位置を整えた場合、実質的に観測(1)と同条件に置かれるケースがある。注意されたし。

◆むしくい現象への予防対策

ページをまたがる部分に文章が未確定状態で記入されていると
非常に高い確率でむしくいが発生する。
それを避けるためには、
改ページ部分でハッキリと改行(改ページ)をすれば良い。

具体的にはページ末でENTERを入れてあげる。
これであいまいな部分がなくなるので妖怪の付け入るスキはなくなるだろう。





以上、簡潔に報告させていただきます。
詳しい発生条件や「むしくい」の正体についての研究は、
ゲーム内図書館等に設置してある論文をチェックしてみてね!




タンス破損の原因以来、久々に改心の検証デシタ!)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ナイス検証! (tImEBomB)
2009-07-15 03:37:01
さすがです。
UOの本は、イマイチ書きにくいですよね。
どうも未だに慣れません。
また消えた! (Mottie)
2009-07-17 22:31:40
>バームさん
そりゃもう冒険の書並に消えますよ。
でも、リセットボタンを押しながら
電源を切る的な発想で大丈V!
チカラコブル。

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