ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

ひとプロジェクトが終わり、新しいことへ。

2005年10月20日 07時17分13秒 | Daily Life
10月19日(水)
17日の月曜日から断続的に打ち合わせが続き、そこに重要案件がいくつか飛び込んできた。そんなこんなで、てんやわんやな状態。朝、長谷川冴子さんとの4年間続けてきた「教育音楽」(音楽之友社)の連載「はじめての楽譜」の打ち合わせ。実は、昨日が最後となった。これはカナダの作曲家ナンシー・テルファーさんが考案した読譜のメソッドを、長谷川さんの視点から新しくコメントしたもの。ぼくは毎月、長谷川さん宅に通い、インタビューをし、それを文章としてまとめてきた。考えてみると、はじめたのは2001年、まだ日韓共催のワールドカップもはじまっていなかった。そう考えると、とても長いプロジェクトだった。その前年、ぼくたちは来日したナンシーさんを取材撮影し、パッケージとして発売した。そしてその映像を撮ってくれたのが、亡くなった高橋光さんだった。アジアの音楽、日本音楽、クラシック、合唱など光さんの仕事のフィールドは幅広く、そして深かった。何よりもアーティストやその周辺の人たちを大切にする姿勢には、何度も心を打たれた。だからこそ、みんな「光さんのためなら」と思って仕事に取り組んだのだと今になって、よく思う。光さんとがっぷりと組ませてもらった仕事がある。「アジアの音楽と文化」。光さんとやらせてもらったという意味において、ぼくの誇りの仕事である。

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