若葉と青葉と紅葉と・・・

少年時代の友達と楽しかった遊び。青春時代の苦い思い出。社会人になっての挫折。現代のどん底からはいあがる波乱万丈物語です。

若葉と青葉と紅葉と・・・

2017-06-20 10:18:34 | 日記
第二話【桜のない校門】


11時15分前に新小岩駅に行った。
改札口内と出口付近を見回した。
『まだ 来ていないようだなぁ』
駅構内の丸い柱時計を見た。
11時5分前に下総中山行き電車が入ってきた。
『これに乗っているなぁ』
日曜日で可也空いていた。
普段は、通勤通学の利用客で満員だった。
降りる客はまばらで、2~3分で改札口を通過して行った。
『おかしいなぁ~』
最後に、改札口に向かって歩いてきた。
『来た。こっち こっち』
『こんにちわ』
『すぐ わかりました』
『ホームが1つだったので、分かりやすかったです』
『なにせ 田舎だから、総武線しか走っていないんですよ』
『私のところも同じですよ』
『でも 山の手と下町では、かなり違いますよ』
・・・ニャハハハハハハ!!!!・・・
『待ちました 』
『いや 今来たところです』
『よかった』
『じゃ 行くますか』
『はい< 』
『北口も見ましたけど、南口は開けていますね』
『何処の駅もそうみたいですよ』
『確かに 私のところも同じですね』
『北口を言うのは、家で言うと裏口みたいのものですからね』
『ここから、どのくらいかかりますか』
『10分弱ですよ』
『アーケード街も混んでいますねぇ』
『こちらの方が近道なので、帰りはアーケードを通りましょうか』
『そうですね』

『ここです』
『音が聞こえてきましたねぇ』
『休憩をしていると思ったら、練習をしているみたいですね』
『皆さん やる気満々じゃないですか』
“ガラガラガラ・・・
玄関引戸が開いた。
『来たようだな』と広瀬が言った。
『なんか わくわくするな』と山口が言った。
『どうぞ』
『失礼致します』
2階に上がった。
『いらっしゃい~』と全員で言った。
『桐野さんです』
『よろしくお願いします』
『よろしくです』
『メンバーを紹介しますね』
『はい 』
『この家の 広瀬です』
『こんちわ 』
『こんにちは』
『山口と池田です』
『いらしゃい 』
『よろしくお願いします』

『チョット 休憩をしようよ』と私が言った。
『そうだなぁ』
10分経った。
『始めるか 』
『次は 何やる 』と広瀬が聞いた。
『ブラックisブラックやろうか』と池田が言った。
『英語を覚えてきた』
『レコードがすり切れるほど聞いたから大丈夫だよ』
『んじゃ やるか』
“カッカッカッ”
♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪
『Black is Black ( )´0`』」o¶~~♪』
『ストップ!stop!”』
『もう少し、泥臭く歌った方がいいな』と広瀬が言った。
『外人と日本人とは声帯が違うから無理だよ』
『確かになぁ 黒人さんの声は日本人では出せないものなぁ』と山口が言った。
『ジェリー藤尾なんかは、黒人の声帯だから味があるものなぁ』と私が言った。
『取り敢えず、歌真似でいいから、同じく行こうよ』と広瀬が言った。
『じゃ 全曲コピーで行くか 』と私が言った。
『そうだな』と全員賛成した。
『12時か 』と私が言った。
『何食べる 』と広瀬が聞いた。
『外に食いに行くのも面倒だから、店屋物でも取ろうか 』と池田が言った。
『中華なら出前が来るよ』と広瀬が言った。
『メニューはあるの 』と山口が聞いた。
『あるよ 下に行って取ってくるから待って』
『俺は チャーハン 』と池田が言った。
『僕は カレーライス 』と山口が聞いた。
『オレは 中華丼 』と広瀬が聞いた。
『おれは 堅焼そば』と私が言った。
『硬いのって、美味いかい』と池田が聞いた。
『うまいよ 』
『アルバイトの帰りに、高柳と食べているんだよ』
『変わってんなぁ』
『桐野さんは、何にしますか 』
『私も 堅焼そばにします』
『無理しなくていいですよ』
『私も 好きですから』
『ヤケルなぁ~』
1時半まで休憩をした。
『そろそろ始めるか』と広瀬が言った。
『そうだなぁ』
『桐野さんは 歌えますか』
『私は ホォークソングなら出来ます』
『どうですか やってみますか』と歌詞本を渡した。
『うぅん~ それなら 河のほとりにします』
『中 できるかぁ 』
『ホォークギターがあれば出来るよ』
『あるよ』と広瀬が言った。
『じゃ、歌ってみてください』
『はい 』
“ポンポンポン”
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
『河のほとりに(  ̄0 ̄)o¶~~♪』
♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪
『あなたが すきです ゚(*´○`)o¶~~♪』
拍手!! ――喝采!!
・・・ニャハハハハハハ!!!!・・・
――OK!!――
『3時か 』
『今日は、このくらいにしておくか』と広瀬が言った。
『そうだなぁ』
『俺 桐野さんを駅まで送っていくよ』
『帰って来なくていいよ』と池田が言った。
『わかった』
『それじゃぁ~ 行きましょうか』
『はい お世話になりました』
『また、来てくださいね』と広瀬が言った。
『はい 楽しかったです』
『まだ 時間はありますか』
『はい』
『良かった それなら 歩いて5分ぐらいなので、荒川の土手に行ってみますか』
『はい~ 』
護岸に降りて2人で座った。
『ロックバンドは、日本語ではやらないのですか』
『そうですねぇ 何処のパーティーを見に行っても、本語で歌っていませんね』
『それに オーディションんで日本語で歌うと落とされてしまうのですよ』
『へぇ~ 』
『それに アドリブも出来ないと馬鹿にされてしまうのですよ』
“イモバンド“ か――
『ロックも、結構厳しいのですね』
『はい。それに、持ち歌が20曲ないと、ダンスパーティーで演奏できないのですよ』
『英語で覚えるのも大変ですね』
『そうなんですよ。それを5曲ずつ4人で分けて、自分の出来る歌を選んでいるんですよ』
『それで パーティーは開けそうですか』
『今の調子では100%無理ですね』
『パーティー出来るようになったら呼んでくださいね』
『もちろんですよ 』
『夏休みも練習をするのですか 』
『それが サッカー部の合宿で長野に行のですよ』
『いつからですか』
『8月1日から8日までの1週間です』
『桐野さんは 』
『私も テニス部の合宿で中軽井沢に行きますよ』
『俺は 菅平なんですよ』
『盆地だから暑いでしょうね』
『雪国なので夏でも寒いイメージがありましたよ』
『涼しいのは 軽井沢ぐらいじゃないですかね』
『いいところに行くんですね』
『ほとんど遊びみたいなクラブですから、他校と勝ち負けするような練習をしなくてもいいのですよ』
『俺のところの同じですよ』
『それに 出来たのは1年前ですからね』
『じゃ 初めての合宿ですか』
『そうですね』

『4時か そろそろ 帰りますか 』
『はい 』
『それじゃ また電話します』
『待っています』
『じぁ バイバイ』
『サヨウナラ』
夏休みが終わり電話をした。
“もしもし”
『はい 桐野です』とお姉さんが出た。
『明子さんはいますか 』
『いますよ。変わるから待ってくださいね』
『はい 』
“もし、もし”
『中です 』
『お久しぶりです』
『ご無沙汰していす』
『2か月ブリですいねぇ~』
『そんなになりますか』
『はい』
『それで 近いうちに会えますか 』
『それが 私 海に行った時に大学生と知り合ったのですよ』
『そうなの』
『ねぇ 私 声が変わったでしょう 』
『大人の声になったような気がしますよ』
『そうでしょぅ~』
『どう 会えますか 』
『いや お付き合いは、止めます 』
『そう じゃねぇ~』
『さようなら~』
『ヤラレタな――』
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