悪魔の囁き

少年時代の友達と楽しかった遊び。青春時代の苦い思い出。社会人になっての挫折。現代のどん底からはいあがる波乱万丈物語です。

若葉と青葉と紅葉と・・・

2017-01-05 09:41:37 | 日記
第二話【桜のない校門』

『これで一年間、佐竹ババァー、休みだな』
『良いじゃねぇ!耳を引っ張られないで済むからなぁ』
『Good morning』
『How are you』
“そして!”
授業中、指された!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
『This is a pen.』
“Mr.・NAKA stand up!“
『訳してみなさい』
『(゚Д゚)ホワッ!?』
教壇から降りてきた。
『こんな簡単な英語も日本語に訳ないの』(`・ω・´)
“ギュ~ッ!!”
と!左耳を上に引っ張られた。
“イッテェテェテェ!!”
『Help me!! I can't speak English、』
『カッチ~ン!!』(σ`д´)(σ)´з) えいッコノヤロ!!
そして、一年置きに出勤していた。

代わりに特別講師として早川光子先公が来た。
歳は30代後半、独身女性で身長は150cmと小柄の痩せぎすで、厚化粧の逆三角の顔していた。
額が狭く3本の深いシワを作り、薄くすいた白髪まじりの髪はおかっぱ頭にしていた。
耳が小さく眉毛が細く一重瞼に細長い目をして、赤いベッ甲の吊り上がったメガネをかけていた。
鼻が細長く尖っていて鼻の下が短かった。
上下の唇が厚く下向きに避けていて顎がしゃくれて尖っていた。
紺のジャケットに白いブラースを着て黒のスラックスを履いていた。
声は甲高く、発音は聞き取りやすかったが早口だった為に、脳みそに刻み込むことが出来なかった。
せっかちの早足で、世渡りが上手く気転が効き口先だけで校長や教頭に取り入り、同僚には気配りをして休憩時間には茶菓子を出していた。
しかし、生徒には厳しく当たり、落ちこぼれは置き去りにして授業を進めていった。
『先生!しゃべるのが早くてわかんねぇよ!?』エテが言った。
『君たちの聞き方が悪いのよ!?』
『そんなことねぇよ』
『つべこべ言わずによく聞きなさい』ヽ(`Д´)ノ
『それなら黒板に書いてよ』サンスケが言った。
『教科書に書いてあるでしょう』
『それなら、ノートはなくていいのかよ』
『私の話とことを書き取りなさい』
『早すぎて無理だよ』
『慣れればできるようになるの』
『書き取れるようになる頃には、卒業しているよ』
『生意気なことを言うなぁ!!』(`・ω・´)
“(* ̄m ̄)”
『そうならないように頭を使いなさい』
『横暴だよ』ダラマンが言った。
『何が横暴だ!あなたたちの頭が悪いのよ』
『横暴反対!!』
『横暴反対!!横暴反対!!横暴反対!!』と話の内容に無理がありクレームを付けた。
“shut up!”
と、教団の床板を踏み鳴らしヒステリーを起こした。(;Д;)ギャー!
生じろく脂ぎった顔が真っ赤になった。
そして!!
テカテカしたホッペタが、やたら火花を散らし、コロコロ変わるオセロに似た白ナマズのデンキ・バァバァ~に変わった。
つづく


最新の画像もっと見る

コメントを投稿