u2の不定期更新日記

感じたことを思いつきで書いてみます。

たぶんANAは失敗すると思う。

2014年05月14日 05時06分12秒 | Weblog
全日空が新型の中小型旅客機を1兆円かけて大量購入するらしい。大型機を飛ばすのを止めて、中小型機を出来るだけ多く各地に飛ばす計画らしい。(ついでにエコノミーを減らして客単価を上げたいようだ)一言で言うなら自前主義だ。
この計画は一見、合理的に見えるが、たぶん失敗すると思う。
飛行機会社単独で考えれば正しい方向性だが、アライアンスを組んで、アライアンスで経営することを考えるならば、ダメである。
日本国内や近隣諸国に中小型機をきめ細かく飛ばすのは良いが、ヨーロッパやアメリカなど遠距離地にのハブ空港に絞り大型機を飛ばし、そこからアライアンスを組んでいる飛行機会社に大胆に任せるのが正しい方向性だ。なぜならその方が効率が良いからだ。その代わりにアライアンスを組んでいる飛行機会社にANAのハブ空港まで旅客を運んでもらい、そこから日本国内や近隣諸国への旅客を引き受ければ良い。こういうことをしなければアライアンスを組んでいる意味がない。
自前主義も結構だが、それならばアライアンスなんて止めるべきだ。アライアンスを組みながら中途半端な自前主義を取ろうとすれば、たぶん失敗するだろう。
また飛行機がより身近な交通手段となるのに、単価を上げることばかり考えているならば、時代に取り残されると思う。

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