日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

地域の行事、文学館の「八木重吉─さいわいの詩人」展

2016-10-31 | 活動のこと

 地域の行事に可能な限り出席しています。

 この土日は、障がい者施設の秋祭り、地域の防災訓練、商店会のお祭りやバザーなどあれこれと顔を出させてもらいました。

 町田市民文学館では、「八木重吉―さいわいの詩人(うたびと)―」展が開催されています。

 冒頭の写真は、文学館の階段に展示されている作品です。

 一つだけ作品を紹介したいと思います。

 うつくしいもの

 わたしみづからのなかでもいい
 わたしの外の せかいでも いいどこにか
 「ほんとうに 美しいもの」は ないのかそれが 敵であつても かまわない
 及びがたくても よい
 ただ 在るといふことが 分りさへすれば、
 ああ ひさしくも これを追ふにつかれたこころ

 文学館の展示は毎回見学するようにしていますが、いつも学芸員の方の調査・研究とその知見の広さに驚かされています。

 博物館、美術館なども学芸員さんの質は、展示全体の質に符合すると強く感じています。そこには、歴史や地の利、人の利が関係していることは言うまでもありません。

 歴史と文化を次の世代に手渡していく上で、こうした展示はとても貢献していると思います。

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共産党への期待と注目──その期待に応えられるよう、強く根を張り、しなやかに活動できる党をつくる

2016-10-30 | 活動のこと

 先日行われた党と後援会の学習決起集会に参加してくださった方が、日本共産党に入党してくれました。

 以前から、地域の活動をいっしょに取り組んできた方で、ぜひとも入党してほしいと考えていた意中の人でした。

 都議予定候補としての活動を開始して以降、市内各地をお訪ねしています。

 30日付「しんぶん赤旗」には、地域の支部、渡場さとし市議会議員とともに行った活動の様子が報じられました。これまで接点のなかった方々と響きあうような対話を重ねることができています。

 現在、日本共産党は「第27回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」に取り組んでいます。

 来年の都議会議員選挙について、日本共産党の中央委員会総会では次のように述べられています。

 来年6月に行われる東京都議会議員選挙は、期日の決まった全国的意義をもつ政治戦としては、最も早く行われるたたかいとなります。
 それは、東京都の未来、都民の暮らしに大きな影響をあたえるだけでなく、国政の動向を大きく左右する政治戦となります。
 前回、2013年の都議選で、日本共産党が8議席から17議席に躍進したことは、その直後の参院選での躍進の引き金となり、“第3の躍進”をつくりだす決定的な契機となりました。来年6月のたたかいで、前回議席を絶対確保し、新たな議席をかちとることは、その後の国政選挙での躍進をかちとるうえでも重要な意義をもつものです。
 都議会議員選挙の勝利のための活動にただちに取り組みます。
 築地市場の豊洲移転問題などで日本共産党都議団の果たしている役割は目覚ましいものがありますが、小池新都政のもとで、都政をリードし、共産党都議団の値打ちを光らせるたたかいと努力が、きわめて重要であります。
 東京都党組織の奮闘と一体に、「全国は一つ」の立場で、全国からの支援を集中することを心から呼びかけるものです。

 日本共産党への期待と注目が高まっています。その期待に応えられるよう、強く根を張り、しなやかに活動できる党をつくりたいと思っています。

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「日本国憲法に掲げられた平和主義の理念を、市民生活の中に生かすことが、地方自治の基本条件の一つ」

2016-10-29 | 日々思うこと、考えたこと

 「核兵器を禁止しその全面廃絶につながるような法的拘束力のある法文書」──国連の場で、現実的な方向性として核兵器廃絶に向けた一歩を踏み出しました。

 各国のコメントを聞くと、「被爆者の方々の粘り強い運動が大きかった」と異口同音に語られていることが特徴であり、世界各国で被爆体験を語り継ぎ、「絶対悪」である核兵器の廃絶を求めてきた被爆者のみなさんの活動が大きな一歩を踏み出させるきっかけになりました。

 一方で、唯一の被爆国であるにもかかわらず、日本政府が核兵器禁止条約に後ろ向きの態度をとったことに満身の怒りを持って抗議します。

 俳優の渡辺謙さんのつぶやきが大きな話題になっています。

 これまでの歴代政府にも増して安倍政権の核兵器廃絶に対する動きは後退していると言わざるえません。

 日本政府の態度は、端的に言えば、アメリカの核兵器=日本を守ってくれるいい核兵器、一方で 他の国の核兵器=日本にとって驚異の悪い核兵器──ということになります。

 「段階的」に核兵器をなくしていくというと聞こえがいいかもしれませんが、核兵器に固執する勢力が自分たちの核兵器は維持したいという本音が透けて見えてきます。

 いま、全世界が立場の違いを超えて進むべきは「核兵器禁止」(即廃絶)です。

 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」──原爆死没者慰霊碑(公式名は広島平和都市記念碑)に刻まれているこの言葉に込められた思いを私たちは深く自覚する必要があると思います。広島市市民局国際平和推進部平和推進課の解説には次のようにあります。

 この碑は 昭和20年(1945年)8月6日 世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を 平和都市として再建することを念願して設立したものである
 碑文は すべての人びとが 原爆犠牲者の冥福を祈り 戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉である 過去の悲しみに耐え 憎しみを乗り越えて 全人類の共存と繁栄を願い 真の世界平和の実現を祈念するヒロシマの心がここに刻まれている

 私は、被爆者の方々から直接証言を聞いた一人として、その思いを継承し、未来のつないでいきたいと心に決めています。

 町田市非核平和都市宣言にある「町田市は、日本国憲法に掲げられた平和主義の理念を、市民生活の中に生かすことが、地方自治の基本条件の一つであることにかんがみ『つくらず・持たず・持ち込ませず』の非核三原則が、完全に実施されることを願い、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を、全世界に向かって訴えるものである」という言葉を改めて発信するとともに、東京都が非核平和都市宣言を発することができるよう力をつくしたいと思います。

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縄文時代、町田はとても住みやすかった

2016-10-28 | 日々思うこと、考えたこと

 突然ですが、町田市は遺跡の町です。

 町田市内の小学校6年生がひなた村で「縄文人になろう」という体験を行っています(今年度はバスの予算が削減されたため、多くの学校が中止しましたが…)。

 学芸員の方の話では、東京都内に約6000の遺跡がありますが、そのうち町田市と八王子市で2000を超える規模だと言います。

 遺跡が多いということは、縄文時代に町田市が住みやすかったということでしょう。

 現在、町田市考古資料室特別展「忠生遺跡セレクション」のサテライト版として市役所1階のイベントスタジオで開催中の展示は、見せ方も含めて心惹かれるものがありました。

 それが冒頭の写真です。「1,000年のタイムライン」と名付けられた展示は、5,500年前から4,500年前までの土器の破片を時系列に並べて展示しています。

 5,000年前頃に作られたと思われる土器が最も装飾が多く、ゴージャスな印象があります。

 旧石器時代から縄文時代にかけての大きな飛躍の一つが、煮炊きという文化を手に入れたことです。

 小さな展示ですが、そこから見える世界は非常に壮大でした。

 町田市考古資料室特別展「忠生遺跡セレクション」と合わせて、ぜひご覧ください。

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「大事なことは、人の貧困や悩みを見逃さない心」──町田生活と健康を守る会総会であいさつ

2016-10-27 | 活動のこと

 町田生活と健康を守る会第18期総会に来賓として出席させていただき、ごあいさつをさせていただきました。

 「一人はみんなのために みんなは一人のために」「大事なことは、人の貧困や悩みを見逃さない心」──会のみなさんが大切にされ、活動の基本とされていることです。

 地域での相談活動、生存権を守るための活動など多岐にわたる運動を積み重ねておられます。

 私はあいさつの中で、町田市が2年連続で国民健康保険税の値上げを検討していることについて報告するとともに、18年度から国保が都道府県単位で運営されることとなり東京都の役割が重要になることをお話ししました。

 それは、現行の保険税額よりもはるかに高い額を「納付金」という形で東京都が町田市に請求する可能性が濃厚であるという問題です。

 国民健康保険の問題は、根本には国の制度があります。同時に東京都や町田市がどういう役割を発揮するかで、その内容は大きく変えられることができます。

 町田市がねらう2年連続の国保税値上げ計画をストップし、市民の命と健康を守る国保制度を実現する仕事に全力で取り組んでいきます。

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