透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

884 富士見町乙事の火の見櫓

2017-09-25 | A 火の見櫓っておもしろい


884 諏訪郡富士見町乙事の火の見櫓  左後方に乙事諏訪神社がある。撮影日170924

 ①の写真だと、火の見櫓がどんなところに立っているのか分かるが、②では分からない。やはり①の写真は必要だ。



この火の見櫓は後ろ側の柱とも横架材で繋いで櫓を構成している。3脚3無梯子型とでもすればよいか。横架材で繋いでいなければ、後ろの控え柱は櫓を構成していないと見て、この火の見櫓とは別の型とすべきだろう(北杜市の火の見梯子 写真④)。



この型で屋根があるのは少ないと思う。ただしこの大きさでは半鐘を叩く消防団員に雨はかかるし、半鐘には別の小屋根を付けているから、設置意図が分からない。デザイン上、屋根がある方が好ましいことは言うまでもないが。

3本の柱を丸鋼で△に繋いでいるが、頂部だけT形に繋いでいる。このようにした理由は分からない。屋根を載せるのに△で別に支障ないと思うが。

半鐘は表面に乳が付いた梵鐘型。柱に小さいフックが付いている。半鐘を叩く木槌の掛けてあったのだろう。


 
北杜市の火の見櫓 2脚無無 


 


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