透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー



4-8 陣笠のような屋根

2017-10-21 | A「火の見櫓っておもしろい」を本にしよう

4-8 奈良市白毫寺町の火の見櫓

気の置けない仲間たちと奈良旅行をした際、早朝ひとりで奈良市白毫寺町(びゃくごうじちょう)の火の見櫓を観に行きました。櫓の平面は台形で、幅の狭い台形上底部の構面が梯子になっています。3角形の櫓ではよくあるタイプですが、4角形ではこのような構成は珍しいです。加えてこの火の見櫓の個性的な特徴は見張り台と屋根の大きさの違いです。見張り台の大きさに対して屋根があまりにも小さいのです。


写真4-8-1 奈良市白毫寺町の火の見櫓


写真4-8-2


写真4-8-3

円形の見張り台から2本の柱を建て、その上に陣笠のような小さな屋根を載せています。この大きさだと半鐘を叩く消防団員には雨がかかります。これはあくまでも半鐘を雨ざらしにしないための屋根なのです。地元の人たちの半鐘を大切に思う気持ちがこの様から見て取れます。
 

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