透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー



天龍村の火の見櫓

2017-07-16 | A 火の見櫓っておもしろい 

 長野県内には77の市町村があるが、今年中にその全てを巡ることを自分に課している。

順調にこのノルマをこなしていて、残すは南信の市町村のみとなり、昨日(15日)県の南端を占める根羽村・売木村・天龍村に初めて行ってきた。根羽村は岐阜・愛知両県、売木村は愛知県、天龍村は愛知・静岡両県とそれぞれ境を接している。この3村は西から東へこの順に並び、境を接しているものとばかり思っていたが、売木村と天龍村の間に阿南町(あなんちょう:長野県で唯一町をちょうと読む)が入り込んでいて両村は接していないことを知った。

売木村から阿南町を通って、国道418号の曲がりくねった細い道を天龍村に向かった。天龍村にも火の見櫓があるのかどうか、「塔マップ」というサイトで調べると、地図上に1基がプロットされていた。何が何でもその火の見櫓の所在地に行かなくては・・・。出かける前にそう思った。

本当にこんな狭い山道を登った先に火の見櫓が立っているような集落があるのだろうか・・・。設定を間違えているかも、と不安を感じながらもカーナビ嬢に案内されるまままに進んだ。この日、カーナビ嬢との信頼関係がダメになりそうなことが起きたが、内容については伏せておく。


この写真は車のすれ違いができそうなところで撮った。


872 天龍村坂部の火の見櫓 撮影日170715

かなり坂道を登って、ようやく目的地に着いた。設定も間違ってはいなかったし、火の見櫓も撤去されずに立っていた。「天龍村消防団第二分団坂部器具置場」という表示板があるように、ここは天龍村の坂部という地区。偶々居合わせた地元のおじさんに訊くと、この坂部地区は現在11軒のみだそうだ。写真は撮らなかったが、すぐ近くに郵便ポストがあった。ポストが廃止されないように、利用に努めているとのことだった。(世の中のものの全てが人の趣味の対象になっていて、ポスト好きももちろんいるが、ここのポストの写真をネット上で見た。)

この地区に大森山諏訪神社という名前の神社があり、そこで毎年行われている「坂部の冬祭り」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。祭の様子はテレビのニュースで見たことがあるが、それがこの地区で行われていることは知らなかった。





平面が3角形の櫓と6角形の屋根、同形の見張り台という組み合わせ。



櫓のブレースはリング式ターンバックル付き。やはり平鋼や山形鋼のブレースより好い。アングル材や器具置場の側壁に消防信号板を設置してある。

これで県の南端の根羽村・売木村・天龍村の火の見櫓を見たことになる。天龍村ではマンホール蓋とのツーショットを撮ることができなかったが、この成果に満足。


 

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