透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

繰り返しの美学

2007-02-24 | B 繰り返しの美学

● **1間ピッチに架けられた大屋根の登り梁が、リズミカルでいいねえ
低く抑えた玄関側下屋のバランスも、絶妙だねえ。** 偶々読んだ「安曇野建築日誌」(おびなたさんのブログ 07/02/05 http://obing.exblog.jp/ )
にこんな文書を見つけた。

「リズミカル」 よく使うことばだ。ではリズムの意味は・・・、「rhythm の訳語で 規則的な繰り返し意味」 ネットで検索して明快な説明を見つけた。 おびなたさんも繰り返しに美を感じているようだ。なんだか嬉しくなった。 ということで今回も繰り返しの美学について。



松本市のMウイング(設計は確か東京の久米設計)のエントランスホールの壁と天井のデザイン、「繰り返しの美学」なのだが、おそらく意図的にリズムを外したのだろう。「幅」を変えている。設計者はこの方が好ましい、美しいと考えたのであろう。

同一の建築構成要素をきっちりと規則的に繰り返す方が、より「繰り返しの美学度」が高いと考えている私だが、「意図的なリズム外し」もありだなと思った。

繰り返しの美学、その世界は広く、奥行きは深い。


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