一介の介護職員 かつお

「新しい介護」を実践中(いつまで新しい?)
<解っているのに、やっていないのは判ってない証拠>

高口光子講演会にて。

2005年12月19日 | **研修**
オムツはずし学会に行けなかったので、この日をどれだけ待ち望んだか。
講演タイトルは「人材育成」だった。

前回の講演で、長に「本気の人づくり術」を購入してもらい、ジャイアンのごとく貸してもらって、少しずつ読んでいたのだが、かなり息苦しくなり全部は読んでいなかったが、看護主任さんに又貸ししたw(もちろん長に断ってw)

この講演で印象に残ったのは、自ら体験することの意味。
(成功体験や、失敗の経験をすることによって自分の課題を見出すこと。)

体験させる。

高口氏と同じ介護アドバイザ~である青山氏は、保育士時代に園児達がカップラ~メンが好きという話題になり、間食としてカップラ~メンを持ってこさせて、食った。
そしたら、昼食が喰えなくなって、残飯として捨てた。
この事をみんなで考える。

給食を作っているおじさん・おばさんに申し訳ないような気がする等色々な意見が出て、上司からはもちろん怒られます。
「こんなに残飯をだして!」
青山氏は、「みんなの前で怒って下さい」と言った。
上司は、それではあなたの面目が立たないと言ったが、いいから怒ってと。
それで、上司は園児達の前で青山氏を怒った。

怒られてかわいそう・良くないことをやっていたかも。
と、園児達は思う。

はたまた、滑り台を逆走させて怪我させたり、痛い思いをすることで言葉では説明がつかないような「いけないこと」を教えたかったと思う。

**********

茂木健一郎氏の「脳の中の人生」にある、記憶の編集力である。
一度記憶された情報は、ずっと静止画のように留まっていないらしく、長い期間をかけて編集され続けるそうだ。

俺は、20才くらいの時に仲間に怒られた事があった。
腑に落ちたのが、25~6才の時。

俺の場合は、腑に落ちるまで結構時間がかかるらしい。
業務の流れを掴むまで、1年かかった。
聴いても、教えてもらってもそん時には、わからない。
だが、ある時す~っと、腑に落ちる。
今こうして書いていられるのは、頭の中で編集を繰り返しているからこそ。

親の言っていることが、思春期の時にはうざい。
でも今は、苦労・心労が身にしみる。

こうやって思い出す作業自体が、脳の活性化にもなるとの事。
ドリルや、ゲ~ムをやって脳を鍛えることもいいが、思い出したり・考えたりすることが一番日常的にできる脳の活性化ではないだろうか。


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3 コメント

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こんばんは☆ (高口光子)
2005-12-19 03:59:32
こんばんは☆

へぇ☆

かつおくんも ブログを やっていたんですね。

昨日は ありがとうね◎

なんだか 他の人の ブログに 書き込みするって ドキドキするね☆



かつおくんの 書き込みを 楽しみに しているファンも いますので また よろしく。



また 会えると いいね。



Unknown (フニャチロリン)
2005-12-19 22:37:12
かつおさん

高口さんのブログで書き込みしておりますフニャです。

18日の八王子に参加されていたのですね。

ブログメンバーで集まっていたので声をかけてくれればと思いました。

自分も埼玉ですので宜しくです。

高口さんのところにもジャンジャン書き込みしてください、お待ちしておりま^す。
ありがとうございます。 (かつお)
2005-12-22 00:19:27
高口先生へ。

返答遅くなり、すいません。

わざわざ訪室して頂きありがとうございます。



あの中に、私のブログを見ていた人がいたなんて想定外でした。

小生意気に意見を書いているので、たまに注意して下さい。

またみに来て下さい。



フニャチロリンさんへ。

あの会場にいたのはわかっていましたよ。

心の中で、「あ、シンさんだ~、フニャさんだ~」と叫んでいましたが、何より、楽しそうに話していたので・・・

なかなか、輪に入れない内気な私ですので、今後も宜しくお願い致します。