やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

家族だったパキラ

2017-04-15 23:48:45 | おもう。

いっつも走ってる。慌てて走ってると何か落とす・・壊す。

分刻みとまでは言わないけど、いろんなことこなしてる。

この二日間で、隙間の時間に
「お部屋の大掃除兼模様替え」と「園芸」した。
持ち物に関しては、断捨離でいろんなもの処分した。


部屋もすっきりさせたかったし、うちの長年の家族の「パキラ」をなんとかしたかった。
他にも植え替えをしたい植物たちもいくつかある。
パキラは処分したいのではない、再生させたたい、一緒に生きていきたいものたちと
さよならするものを仕分ける作業・・・




土や植え替え用のプランターや肥料を昨日と今日で買い集めた。


新しく家族になったドウダンツツジ。

花がかわいいねってはーたんも気に入って、そして選んだ・・


バタバタしてる合間の時間、
少しずつ園芸を進めていった。


いつもなんだけど、なぜか、園芸をするときには赤ワインを飲みながら・・・(変な癖)
きっと、ゆっくり落ち着いた気持ちになりたいんだと思う・・・(変な言い訳)

まだ終わってないんだけど、一番気になっていたのは
最近というかここ何か月も元気のなかったパキラのことだった。

写真がないんだけど、
15年くらい前、花屋でなにげなく買ったときはテーブルにおけるほど小さかった。マグカップみたいなのに入ってた。
その花屋さんとも仲良くて、よく覚えてる。懐かしい・・

それから何度か植え替えしているうちにどんどん大きくなってきて
天井につくくらい巨大なパキラになったの!!

そして私たち、何度ひっこししたかなあ、たぶんこの15年間でざっと思い返しても
6回から7回!
そのたびにこのパキラも一緒だった。

思えばずーっとうちのリビングでわたしたちの生活をみつめてたんだ。

あまりにも丈夫だったのでなんも特別なこともしなかった。ただ
数年に一度植え替えたり、液体肥料をあげていた。

そこにあるのに見てない日だって多くあったはず。存在をなんとも思わない・・
空気みたいな、家族みたいな・・・夫婦みたいな・・・笑。

けど、今の家に引っ越してくるとき、引っ越しやさんに言ったの覚えてる。
「10年以上大切にしてきてる家族なので大切に扱ってください」って。
業者の方もそれをみんなに申し伝えて大切に運んでくれた。

なのに・・

なのに。

引っ越してきてから、ずいぶんと小さくなった。
葉がどんどん落ちていって。

いつだったかなあ、たしかブログにも書いたけど、去年の10月だ。
あまりに心配だったから
海外ツア出発直前だったのに、植え替えた。

でもだめだった。もう葉っぱがあと一枚になってしまった。
嘘でしょう?って問いかけたわっ。いつも冬には葉を落とすけど、春になったら
どんどん新しい葉を出してたじゃん
なのにずーっとしおれ続けて、あと一枚って

調べたりお店の人にも聞いてみたけど、幹がふにゃふにゃで。
つまり、もう寿命だし、根腐れとかしてしまってるみたい。

さすがにうちの夫も長女もさびしがっているわ。なんとかならないのか(・・?と。
再生の期待を込めて、挿し木してみることにしたけど
その枝さえほとんどとれないほど枯れてしまってたの

最後の望みをかけて挿し木してみた。こんなに小さくなって・・・それも来たときよりも小さくなって・・



命を感じたわ。

こうなるまでは感じないものなんだ。
当たり前に一緒にいて、これからもずっと一緒なんだと思ってた。

今日は夕食のとき家族四人で話し合い、苦笑、このパキラの死んでしまってる幹や枝も何か
思い出として残せる方法はないか?と。・・・
そのアイデアは何も思い浮かばなかった。苦笑
それほどまでにこのパキラは家族の一員になってたんだ。


一週間後の台湾出発までに他のいろいろな植物たちのそれぞれの育て方をいっこずつ調べ、
それぞれの肥料とかをそろえていくつもり。他の子たちはいまのところ順調・・かな・・




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