タカの渡り 春

対馬では春の渡りの小鳥類になかなか逢えず、タカの渡りを見に行くことになりました。
渡りのルートは韓国から対馬（内山峠）上空を通って九州に向かうというものでした。
内山峠に到着して、上空を見上げると北から南に向けて飛んでくる数羽の群れが見えました。
サシバとハチクマです。当日はあいにくと高い所しか飛びませんでした。

サシバ






ハチクマ

★南北型の渡りをする「アカハラダカ」は夏に朝鮮半島や中国などで繁殖し、秋に対馬上空を通過して、
冬はフィリピンから以南で越冬します。

★東西型の渡りをする鳥「ハチクマ、サシバ」などは春は西から東へ渡り、秋は東から西へ渡ります。

春の渡りは南から北へ向かい朝鮮半島から対馬を通り、九州から東に向かうらしいのです。
何故か遠回りをするようなのですが、未だ理解できていません。

アカハラダカの渡りのルート（秋）



白く見えるのは水田です。

対馬のツアーはあいにくの結果でしたが今回で終了です。　ありがとうございました。