ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳 二日目

2016年10月15日 06時52分49秒 | 

二日目
大天井→常念→蝶ヶ岳
5時前から目が覚め、まだ眠っている人を起こさないように準備しダウンを着こんで外に出る。
「もうすぐやね。あの辺から昇りそう」


(*´ー`*人*´ー`*) おはよう


知らない仲良しさん達


小屋の前のナナカマドの実


6時朝ご飯 窓から外の雲海が見えている。


普段は朝からこんなに食べないけれど、今日また頑張らないといけないのでしっかりいただく。


バラバラバラと音がして物資をぶら下げたヘリがやってきた。


山小屋にはこうして物資を運んでいる。


さぁぁぁてε=ε=(ノ≧∇≦)ノ 行きますか!!6:50しゅっぱーつ!


あまりにも自分たちの影が濃いので“目ん玉”してみた



↓この写真を見て双子姉が笑う。
私のことをガニ股だと笑う。しかもこの写真は踊っているようだと爆笑する


山の名前を調べるアプリを起動して山の写真を撮った。面白い(≧▽≦)すごいなぁ!


えへん!


霜柱、10センチ程も高さのある霜柱。
双子姉が“白葱”と言っていた、ほんと白髪ねぎみたいだ。


これから山道を8時間半歩く。
標高の高い所の尾根道を歩くから、アップダウンがあっても昨日ほどのことはないだろう。
気温も低く、景色もいいのでそんなにしんどくないだろうと甘く見ていた(* ̄‥ ̄*)ゝ


私たちは登りは強い、なかなかへこたれない。
尾根の景色のいい道を随分歩いてここまできた、もうすぐ常念小屋。


9:30常念小屋に到着。


小屋の前で休憩。ホットレモンと“ゆべし”でおやつタイム。
この小屋前から常念岳の急登が始まる。
見上げて「フフフ」と笑える位の急登だ。
25分ほど休憩して、ヨシッ!行こう!!


ガレ場をグイグイ登る、へこたれない、時々立ち止まるけど、面白いくらいに急な登り。
どんどん高みにのぼっていく。
下の赤い屋根がさっき休憩した常念小屋。

ガレ場→普通の登山道とは違い岩クズが辺り一面に散乱して堆積している場所。ガレ場は不規則な形のまま堆積して安定していないために、落石も多いし、体重をのせるとガタついて動くことがあり、足元が不安定で歩きにくい場所


登っても登っても頂上が見えない、ひたすらガレの急登。
酸素も薄いため息が上がるけど、顔をあげるとこの景色、少し立ち止まり息を整えてまた歩き出す。
双子でこのタイミングがほとんど同じなのでお互い楽なペースで登って行ける。


2857m常念頂上に到着 11:06


登れば次は下りに決まっている。
岩に赤い字で「蝶ヶ岳→」と書いてある。ここですか?


フフフフ こっちですかい?あの先ですかい?


怖っわぁ!!!(面白いっ!!!)
私「写真撮ってね、歩いていくところ撮ってね♪」と姉に言う。
怖っわぁ!!!慎重に進む。つまずいたらヤバい
高い所 細い所の苦手な姉が気になって振り向く。


姉は黙ってついて来る。いつも賑やかな姉が黙々と岩を越えついて来る。
私「恭ちゃん、高い所大丈夫やん♪」
姉「進まなしゃーないから。下は見んようにしてる」顔がひきつってる。

この写真左の方遥か彼方、少しとんがった峰が見えている「蝶槍」だ。
この日はその蝶槍のまだ向こうの蝶ヶ岳を目指している


このガレ場がしつこく長かった。本当に長かった。
登って下って、その繰り返しが何時間も続いた。
ガレ場は疲れる。神経も使う。
捻挫の痛みが残る足で慎重に進むけど、不安定なガレ場はグラグラして歩きにくい。
本格的に捻挫して動けなくなったら・・・そう思うと不安になる。
「考え事せずに真剣に行こう」と言う。

この時が一番辛かった。常念を甘く見ていた。
精神的にも脚も疲労のピーク。
早く普通の道を歩きたい、常念岳を抜けたい、ずっとそう思って黙って耐えた。

そんな時、ギョロロ~ギョロロロ~と鳴き声が聞こえ、私の目の前に雷鳥が姿を現した。
あ!!雷鳥!!
この写真真ん中と 少し左下 二羽写っている。
夏は黒っぽく、冬は真っ白になる雷鳥。もうずいぶん白くなっている。
雷鳥を初めて見た姉がはしゃぐ。
長いガレで疲れていたけれど、気持ちがほぐれる。
やっとガレ場を抜け次は蝶槍を登る。


普通の山道になりどんどん登り、ピークを越えて下って来た。
蝶槍を越えた♪と思っているところに初老の男性に会った。
聞けば「今超えてきたのは蝶槍じゃないよ、蝶槍はあれだよ」と男性が前を指さした。

えっ 
私たちの前にドド~ンとそびえる峰を見上げて「え!?あれ!?あれが蝶槍!?」聞き返した。
男性「蝶槍っていくつも峰があるから。僕はもうトロトロしか登れないんだ。お先にどうぞ」道を譲ってくださった。
男性は焦らずのんびりとご自分のペースで一歩一歩進んでおられる。

姉「さ、行こう。私達はいくつも越えて来た。まだまだ行ける。まだ越えていける」
本物の蝶槍を目の前にしてひるむ私にそう言った。 
私「うん、そうやね」姉の言葉に力をもらった。 

疲れきった足で蝶槍がしんどいと聞いていたけれど、そんなもんガレ場に比べれば 平気だった。
「私たちはきつい登りには強い、やっぱり強いよね」って二人で言い合うへへへ

はぁ~やれやれ蝶ヶ岳ヒュッテに到着。やっと着いた、本当にやっと着いた
ここに泊まる。





温かくて甘いコーヒーを入れて飲む、生き返った。


ここでは二段になっている居室の上の段が私たちのスペースだった。
ここでも空いていたので広く使わせてもらえた。

晩御飯、ここのお料理は味がとても良かった。
疲れ切っていたけれど、しっかり全部いただけた。

ほとんどの山小屋にはお風呂がない。
汗をかいて砂埃にまみれた体は気持ち悪い。
私たちは赤ちゃんのおしり拭きのウエットティッシュを愛用している。
刺激が少なく、顔も拭ける、厚手でしっかりしていて使いやすい。
顔と体を拭いてスッキリ。
でも私は体調がおかしかった。
目はかすみ、鼻がグズグズし、唇は割れ、足首はさすがに違和感があった。
早く寝ようとお布団に入ったけれど、一時間ごとに目が覚める。
夜1時からはほとんど眠れなかった。
次の日も歩くのになぁ眠らなきゃなぁ、焦る。
ま 仕方ない 、横になって目を閉じているだけでもいいや。
眠れないことに焦るのをやめた。

隣に眠る姉が私の背中を押した凝っている所を押してくれている。
首や背中をグイグイ押してくれる。
姉も眠れず起きていた。
交代、今度は私が姉のパンパンに張った背中を押した。
良かった、恭ちゃんと一緒で良かった。 
明日も一緒に山を歩こう。

三日目に続く(。・ω・。)ノ 

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2 コメント

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すんばらしいね (you)
2016-10-16 03:17:35
御来光、見事、綺麗ですね、
天気はいいし、槍穂の稜線又々くっきり見えて、最高、kikoさんカッコイイ、一人前のアルピニストですね。
☆youさんへ~♪ (keiko)
2016-10-17 02:11:13
>アルピニスト
(≧△≦)ヒャー!私なんぞそんなお恥ずかしい。
ケガばっかりしてるへなちょこです。

ヽ(*´∀`*)ノご来光素晴らしかったです。
多分今まで見た中で一番のご来光でした。
やっぱキャプテンがやる気を出してくれたので最高のお天気でした♪
( ´艸`)ムププ

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