ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

Arrival〜メッセージ〜伝えても伝わらない

2017年06月13日 | 世の中のこと

 

ヨハンが音楽を担当している という、とてーも楽しみだった『メッセージ』を、ようやく観てきました

 

映画『メッセージ』本予告編

 

出演者は:主役のルイーズと、その追憶に出現する娘のハンナの2名以外・全員・男。しかも美男が皆無という珍しい映画。ウディ・アレンの映画じゃあるまいし。ハリウッド超大作なのにね 

「宇宙からの到着者」に対して、各国のヤローども♂♂♂(大統領やら軍人やら)が、地球の防衛のために、あーでもない・こーでもないと最初は協力しつつも、やっぱり「攻撃準備」ということになって・・

 

観ていて:登場人物を・根こそぎ・去勢手術してやりたくなりましたよ

 

ストーリーも結局、今イチよく分からなかったので、帰ってウィキを見て理解したのでした。

原作も知らず、1回観ただけで、ウィキに書いてあるようなストーリーだと理解した観客がいたのだろうか

ヤザワは真面目なので帰ってから調べたという。「ほうそんなストーリーだったのか」というようにね。

まあ・そういう映画ではありましたが、気付かされることがありました。どんな映画でも本でも観ない / 読まない よりは、観て・読んでみるものだと改めて思います。本日の収穫

 

「話す言語によって思考が決まる」「話す言語を変えると考え方も変わる」と映画の中で、何回か主人公が呟くんですが、それで・我に帰ったというか。

 

最近・ずっと・クロード・エルフェ先生のフランス語の本を(引き続き)読んでいたので、ちょっとフランス人のような感覚になっていたな、自分。と反省もしたり。

 

ワタシが英語でアメリカ人の友人と話すと:「トモコと話してるとフランス人と話してるみたいだ(要するに皮肉屋でスノッブ)」と言われます。もちろんフランス人の友人と話しても「フランス人みたい」とは言われないし、英語で話してもアメリカ人ぽいとも言われない。これが第2外国語が仏語で第3外国語が英語。の効果なのかもね。

 

日本人の友人には「すごく合理的な性格」とか「男前」とか言われるし。日本では女が理性的だったり合理的なのは「狡い」以外にはない。という風潮から、「男っぽい」は褒め言葉としてフツーに女友達も使うんだよね。

 

女自らが男尊女卑を受け入れてどうすると、その度にいちいち説教するのも疲れるので、「そ。アタシ心にチ◯コ生えてるの」と流すようになりました

 

傀儡国家で父権制度が色濃く残ってる村社会の日本が、民主主義で先進国という体裁なので、フランス人は驚くわけです。

こんなことは日常茶飯事。政治家にはやって欲しくないけど、国民の代表と思えば致し方ない。

 

「どうして?」と聞いて、「ちょっとね・・」とか「どうしても」

という説明のない回答って友人間でも多いと思うんです。家族間で相手が親なら「そんなこと聞くんじゃないっ」で終わり。それで本当に[クサいものに蓋]で、やり過ごしたと思ってるんですよね。

 

両方とも日本語しか話さない、日本人の友人しかいない、日本でしか暮らしたことがない人間同士だったら、これで通用することも多々あるのかもしれない。特に友人同士なら。

ところがヤザワのようにフツーに日本人のルックス!なのに「フランス人のように考え、アメリカ人のように行動する」(←ヤザワの座右の銘)気質だと、蓋された中で疑問が発酵して疑念となり、ある日大爆発を起こすことになるのだ。

 

面白いことに、ヤザワ弟は:「なんで?」とヤザワに聞いて、「なんでも」とヤザワに会話を打ち切られるのが、1番・後腐れがないんですよ。典型的日本人。対応は学んだけど、なんで・これ(「何でも!」)で丸く収まるのか・さっぱり分からない

 

弟で学習したので、「お。コイツは典型的ジャップだ」と感じた相手には「ちょっとね」で、会話は打ち切って、うっとうしい説明はしないことに。こうして現在の内閣が誕生したのでしょう

 

色々と不合理なことがいっぱいで、そんな日本だからこそ演歌とかアニメのような文化が発生したわけだから、耐え忍んで・劣等感に苛まれることを除去することが必ずしも正しいと言えないのかも。

 

そういえば昼間に、相〜当〜に関係がこじれたはず。の相手から突然・電話があったんです。「1品持ちより会するから」って

これは当然・嫌がらせに決まってる。肉が入ってたり、小麦を仕込んでたり。出汁もダメだっけ的なことをするに違いない。私が完全に怒る以前、何度もこういうイジメのような嫌がらせをされたのでね。私が食べられないモノを出して会費を徴収する、私が食べられないモノばかり出して、私が持って行ったものは残らず喰い尽くす。というようにね。他にも諸々、失礼千万。

こういうイジメにずっとヤザワが耐え続ける。と思ってた節がある。

別にヤザワも耐えてたワケじゃなく、イジメだと気付くのが遅くて、最終的に「この人(ヤザワ)、ビーガンなんだよ。肉も魚も卵も食べないんだよ」と言いながら、色々並べた時にようやく気がついたんです。

典型的ジャップなら最初から気がつくんでしょか? それでも声がかかれば出かけて、自分の作った一品は取り上げられて、空腹のまま「耐えて」忍んで・涙して・演歌に昇華されるわけですか。そうですか

 

バーカ。行くワケねーだろ。とは言わず:Thanks for callingを日本語で答えました

弔電でも打っとくかな? 「生前葬」らしいから。と以前のヤザワなら思ったんですが・・

 

この人ほど拗れなくても「なんでこう一線を越えた領域に踏み込んでくるんだ?」という失礼な田舎者が多いのは、日本にしか住んだことがなくて、友達は日本人だけで、日本語しか話さないからだということに気がついたんです。

ずっと同じ人間関係が続くという前提で、「甘い辛い酸っぱい塩っぱい」をお互いに味わいながら、人間関係を深めていくという、閉鎖的環境の中での退屈しのぎというか。自給率20%を切ってもDNAは百姓そのもの。気取ってないでもっと農業しようよ

 

狩猟民族とか放牧民族はこうは考えない。付き合いの浅い相手に「辛い」目に遭わされたら、もう次はない。復讐に値することがあれば報復し、そうでなければもう付き合わない。相手の印象はもう会わないので「辛い」まま。

狩猟民族的に、農耕民族の失礼な態度に腹を立てると、農民は心底・驚くようで、急にお世辞を言ったり愛想良くしたりしますが、基本・狩猟民族にとって大事なのは第一印象なので、それで関係が改善されるということはほぼないんですよ。長〜い付き合いになるかどうかは、あくまでも結果であって、最初には設定されてないから。

 

ぐだぐだ書いてきましたが、だから、日本人が何回かイヤな態度を取ったとしても「攻撃」してるわけではなく、仲間として迎え入れる通過儀礼のような気持ちなんだろうと思うようになったんです。そしてお互いにつまらない言い合いをしても、水に流す。川の流れのように。肝心な時には無言で協力する。「なんで?」「なんでも!!」。そういう関係を構築していく日本村の儀式のようなものなんですね。

 

理解はしたけど和解はしない。お達者で

狩猟民族がヴェジになると、こう平和な態度になるわけです。

無駄な争いは避ける。無意味な人間関係は続けない

 

こんなに書くほど「実り」の多い映画鑑賞でした

しかもヨハンの音楽のことを書くには書き過ぎて疲れたし。

 

そうそう、ヨハンは来年公開予定の「ブレードランナー2」の音楽も手がけるようで、今となってはヤザワに曲を書いてくれたのが奇蹟のように感じる。

「映画観たよ!音楽良かった!」とかメール出せば「ハイ!トモコ〜!サンキュー!」と変わらずフレンドリーなヨハン。

立場は変わっても、変わらないのはアーティストとして「カネを稼ぐためだけに音楽を作ったり演奏してるワケではない」ということだろうか。一般の人にはここが本当に理解されない点だけど。

「カネを稼ぐため」や「アタシ/オレはスゴいんだから」の音楽とか演奏というのは、アーティスト同士ならすぐ分かる。

同志になるかならないか、というのは、ひとえにこの生きる姿勢に関わっている。

音楽は「誤解される」ということはまずないんですよ

伝わらないということもない。

聞いて感じた通りの人間なんです。

宇宙人も人間と同じ聴覚なら、伝えられると思うな。

 

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