前回の記事で、気球が上下することを書きましたが、その詳細な内容です。
気球というと、広大な空をゆったりと風に流されていきそうなイメージですが、カッパドキアのバルーンツアーは一味違います。
写真に写っている気球は、私達の気球のすぐ前に飛んでいるもの。
基本的に私達の気球も、その後を追うように同じコースを辿ります。
左の写真のように高い位置まで上昇したと思ったら、今度は高度を下げ、カッパドキアの奇岩の横、スレスレを通ります。
それは、「どこまでギリギリを通過出来るか」の腕前を披露しているような感じ。
私達の気球でも、乗っているケージが地上の木の先端をかすって、ガサガサといっていることもあったので、もの凄く低い位置まで降りていることが分かります。
以前、ヘリコプター(オーストラリア)やセスナ機(アラスカ)に乗ったことがありますが、この手のパイロットの方々は、こういうサービス精神が旺盛な人が多いように思いますね(笑)。
ヘリコプターなんて旋回しつつ、機体がほぼ90°傾いたり、そこから「8の字」を描いたしてましたし、セスナ機も「いつもより多め」に旋回をしてくれていました。
※スリルを味わっているのは乗客のみで、まだまだ、余裕のある領域と思いますが。
そして、奇岩の数々を真上から見下ろしたり、真横から見たりとすることで、その立体感を感じることが出来ます。
これは地上から見ていては分からない感覚なので、非常に貴重だと思います。
次回は、そんな風景をご紹介します!