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タイプフェイスデザインの手引き

typeKIDS Exhibition 2017 内覧会

2017年03月21日 | typeKIDS_Exhibition
日時:2017年3月19日(日)13:00−15:00
場所:東京・新宿区 榎町地域センター 小会議室
    
2015年3月7日(土)に表参道画廊で開催した「typeKIDS Exhibition Spring 2015——漢字書体の変遷とその復刻」展から2年。TypeKIDSの総決算として、「typeKIDS Exhibition Spring 2017——和字書体の景勝とその復刻展」を開催することになりました。




■「和字書体の景勝とその復刻」展

ひらがな48字を重複することなく全部つかい、しかも全文がひとつの文脈になっているのが「いろはうた」です。近藤春男さんは、「いろはうた」の別バージョンを120篇ちかく作られています。これを私は「いろいろいろは」と呼んでいます。
「和字書体三十六景」として制作した36書体を、近藤春男さん作の「いろいろいろは」から36篇を選んで組んでみました。書体のイメージと「いろいろいろは」の内容がぴったり……とはいきませんでしたが。
これをB5サイズに漢字かな交じり文とともにレイアウトして、プリンター用の和紙(さくら)に出力し、ハレパネ(スタンド付)に貼付しました。





当日は近藤さんにも来ていただきました。展示し終わると近藤さんを交えて、駆け足でしたが typeKIDS メンバーと内覧会をひらきました。




■「白澤書体で写植文字盤をつくろう」発表会

typeKIDS で2年にわたって取り組んできた「白澤中明朝体」「白澤太ゴシック体」「白澤太アンチック体」の写植文字盤化プロジェクト。下書きから墨入れまで行った原字(それぞれ12文字)をネガフィルムに起こし、簡易文字盤「四葉」として製作しました。



あわせて、書体見本の下書き・原字・原版をホワイトボードに掲示、石井中明朝体、石井太ゴシック体などの写植文字盤(メインプレート、サブプレート)を展示しました。





※ネガフィルム作成は株式会社真映社、文字盤は株式会社文字道に提供していただきました。白澤書体の簡易文字盤を使って実際に印字したかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。


【特別企画】

2年前に「貘1973−B」の3Dプリンター活字とその印刷物を発表しましたが、あまりうまくいかなかったという反省から、今回はタイプフェイス部分を樹脂凸版、ボディ部分をメタルベースにして、それを合体させることを試みました。



制作をすすめていたすべての字種、和字書体(ひらがなとカタカナ)、欧字書体、漢字書体(120字)が完成しました。



樹脂凸版の製作および印刷では、株式会社真映社にたいへんお世話になりました。ありがとうございました!



typeKIDSの活動拠点だった榎町地域センターは、印刷との関わりがあるところでした。和室には活字を使った坪庭があります。




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