8月15日の終戦記念日に小泉首相は靖国を参拝した。私の祖父もそこに祀られている。
こどものころから、祖母には東京に行った際には、靖国でお参りをせよと言われてきた。まだ小さかった頃は意味がほとんど分からなかったが、大学に入り様々な社会状況や国際関係の歴史等を知るうちに、きわめて重要なことだと気づき始めた。
靖国は昨年、妻とも一緒に赴き手を合わせた。彼女にはピンとこないかもしれぬが、靖国の境内の雰囲気は良いと言っていたのを覚えている。あそこに行けば、いかに戦争がひどいことか否応無しに理解できる。それを決して繰り返してはならないことも確かだ。だからこそ、靖国にゆき神妙な気持ちになることは重要である。東アジア諸国(特に3国家)の執拗な対日批判に冷静に受け止めるためにも、靖国はなかなか良い場所である。
徘徊猫