心の友だち

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吃音の話 138~ 吃音の治療法・治療機関(3) 

2016-10-11 12:01:43 | 吃音

精神医学の立場から吃音にアプローチする人たちもいます。
精神科医や臨床心理士などですが、吃音者としては、「精神異常者のグループ
に入れられるのは心外だ!」と感じる人も多いかと思います。
「自分は言語に問題があるけれども、精神は正常だ!」という人がほとんどでは
ないでしょうか。
「人を気違い扱いするとはけしからん!」と憤慨する人もいるでしょう。

ただ、治療を求めて来院した人に、「どこも異常はありません。」といって帰したの
では治療機関としては商売にならないし、親身になって相談にのってあげるという
治療者の態度からも外れているので、自分たちの専門分野である精神医学から
アプローチしているのだということは承知しておくべきでしょう。

有名な治療法に、「森田療法」と「自律訓練法」がありますが、どちらも高名な精神
科医の考案によるものです。
このブログでも独立したカテゴリーとしてまとめてあります。
また、信奉者も多く、ネットで検索すれば、そうした団体のホームページも閲覧でき
るでしょう。

ただ、どちらも考案者自身は吃音者ではなく、神経症(ノイローゼ)全般を対象とし
ています。つまり、「吃音はノイローゼの一形態である!」ととらえているわけです。
こうした書籍に触れたとき、私自身はかなりショックでした。
言語に問題を抱えていても、まさか精神に問題があるとは考えてもみなかったから
です。

また、精神医学の分野ではフロイトの精神分析などが有名です。
深層心理の中に分け入って原因をみつけていくわけですが、表層下の意識に問
題があるとすれば、「表面的なアプローチでは克服することはできない!」というこ
とになります。
森田先生は精神分析学には批判的でしたが、現在の森田療法ではどうとらえてい
るのでしょうか。気になるところです。

こうして、吃音を神経症(ノイローゼ)とみなす考え方からは、矯正ではなく治療に
なるので、健康保険が使えることになります。
アプローチのひとつとして注目すべきではありますが、確定的ではありません。
あくまでもひとつの考え方です。
吃音者としては、深刻に受け止めることなく、選択肢のひとつとして受け入れていく
ほうがいいかと思います。



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