日々の記録

プレ後期高齢者にはまだ早い・・とは言え、認知症は心配です。

鳴海章♫密命売薬商

2017-05-14 | 時代小説を読む
「密命売薬商」

ハードボイルド時代小説。忍しのび対 刺客。

主人公は富山藩の薬売り:於菟屋藤次と加賀藩の下級藩士:馬淵洋之進。藤次に向けて放たれた刺客が洋之進。

文庫本で1000円。460ページ。分厚い。それぞれの人物の背景がなかなかつかみきれない。
蝦夷に到着して天塩に向かうまでの235ページを読み終わるのに1週間以上かかった。
蝦夷で出会った案内人の雲平が「松浦武四郎」と分かってからは、ぐんぐん読み進めることができた。
ここで出会うなんて。学芸員のめい氏はごぞんじなのだろうか?

劇的な展開に固唾をのむ。ふたりがすれ違い、再び出会う。ドキドキドキ。
忍の技×暗殺剣
背景となっているのは、北前船による抜け荷、昆布、売薬、越中・薩摩それぞれの財政改革・幕末の藩政動向。
富山藩のねらいは?狐原屋源右衛門の正体は?

自然の驚異、搾取の熾烈さが強烈に描かれる。
それによって自らの内面に向かい合う馬淵洋之進。
金沢からの父の手紙“新月も覚えず胡蝶も覚えず”“白木山梅光園に遊興する”の部分は感動もの。

最後のページも感動。「えん」の最期には涙。
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