日々の記録

プレ後期高齢者にはまだ早い・・とは言え、認知症は心配です。

宮本輝♫草花たちの静かな誓い

2016-12-13 | 小説を読む
宮本輝著「草花たちの静かな誓い」

表紙写真にうっすら写っている桜のような花は「紫の桜:ジャガランダ」


薩摩烏賊餌木:弾(だん)様のブログより

新聞連載作品の書籍化。そのときの挿絵がすてき。連載終了後、挿絵の個展が神戸で開催されたらしい。
赤井稚佳氏のサイトより

内容は、まあ、いつもの「宮本ワールド」テイストたっぷり。めずらしく犯罪の気配が漂い、これまでの作品と読後感が少し違う。

小畑弦矢のもとへある日、叔母菊枝の訃報がもたらされる。
資産家の夫に先立たれ、一人娘も幼くして亡くしていた菊枝は、20億円を超える全財産を弦矢に譲ると遺言していた。
(この部分、宮本テイスト)

菊枝の弁護士に呼ばれ、弦矢は渡米。
そこで菊枝の娘レイラは死んだのではなく、行方不明になったのだと知らされる。
27年前の出来事で、当時6歳だった。菊枝夫婦は資金を惜しまずに捜索したが、見つからずじまい。
レイラはどこへ消えたのか。菊枝はなぜ身内にも事実を伏せたのか。なぞが深まる。と、ミステリ仕立て。

罪とは、犯罪とは?と、重いテーマと並行して、色鮮やかな花・大邸宅の庭園・スープ!がからみ、複雑な味わい。
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