霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

水口

2017-12-16 22:14:47 | 東海道五十三次 版画の旅
雪が静かに降っている風もない午後の感じがします。外は灰色の寂しい景色だけに、家の中が明るく感じます。お店屋でしょうか、入口も窓も開けっぱなしです。
窓から外を眺める女の人の表情にキリリとした寒さを感じますが、何を見ているのでしょうか、雪? いや、ぼんやりと何かを思い巡らせているという方が合っている気がします。柔らかで優しく美しい表情に魅せられてしまいました。
これは人物東海道で、お馴染みの保永堂版東海道などとはまた違った味わいがあります。

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