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奇才・成功者と呼ばれる偉人関連の本から印象的な言葉、思考、習慣などを私自身の考え方などを絡めながら紹介するブログです。

出る杭は打たれるが、出過ぎた杭はもはや打たれない!

2014-03-15 17:25:21 | 堀場雅夫
堀場さんがもっとも嫌うタイプは、上司が命じた仕事に対して「やったことがないので、出来るかどうかわかりません」と答える人間らしい

“安全志向”“石橋を叩いて渡る”タイプである

なぜ嫌いなのか?

それは前向きな姿勢ではなく、「わかりませんから出来ません」「失敗しても私には責任はありません」という後ろ向きな姿勢だからである

命令した上司は、部下が未経験なのは百も承知で「チャレンジしてみないか?」あるいは「こいつなら、この事態を打開してくれるのではないか?」とのぞみを託している

それに対する返事が、責任を回避しようというものであったらガッカリである。

「出る杭は打たれる」のことわざがあるように、これまで日本の会社では、みんなと横並びであることが大切だった。

しかしそれは、日本の企業が"護送船団”を組んで経済成長をしていた時代の話

これからは違う。"護送船団”はバラバラになり、行き先不当目の時代に入った。

先のことは読めなくなり、正解もない

だから会社としては、社員の自己主張を求め、提案を期待する

つまりこれからは「出る杭」にならなければ存在価値を失うことになるのである


出る杭は打たれるが、出過ぎた杭はもはや打たれないのだ

「やったことがないのでわかりません」ではなく、「誰もやったことないので、ぜひ自分にやらせて下さい」でなければダメなのだ

嵐が吹く混迷の時代だからこそ、首をすくめるのではなく、敢然と帆を張って船出するべきなのである


なるほど、確かに少し出た杭は他より目立ち浮いてしまう

だから横並びの“普通”を求める人々の中で、そのタイプは嫌われたりもする

陰口を叩かれることもある。だから飛び出ることを恐る

普通から飛び出ようとする人には「そんなもん無理や」「失敗するに決まってる」という言葉を浴びせかけ、普通の杭に戻そうとする

しかし飛び抜けて出た杭(人)は、普通の人にはもはや打ち込むことが出来ない

一般人の中で思いっきり目立ち、思いっきり浮いても、その人が誰もが認める成功者なら逆に崇められる

人間なんてそんなもので、普通に戻そうとしたくせに、その人が成功すると「お前ならやると思っていた」などと適当なことを言い、いかにも自分はわかっていたと言わんばかりの態度をとる

なのでこれから「成功したい」「もっと豊かな人生を歩みたい」と本気で思っている人はそんな"普通”の意見に耳を貸したら駄目なのである。

出すぎた杭になりたいのなら、成功を掴んだ出すぎた杭の話だけを聞いていれば良いのである

"普通の杭”は普通の生活しか送れない

しかし"出すぎた杭”には想像もしない未来が待っている!!


~出る杭は打たれるが、出過ぎた杭はもはや打たれない!~

堀場雅夫著 「仕事ができる人 できない人」 より


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